2014年6月16日、8万トン級バルカーの命名進水式をライブ中継〜常石造船 広島県福山市 常石工場 第一船台
常石造船株式会社(本社:広島県福山市)では、2014年6月16日(月)午前11時30分より、命名進水式をインターネットでライブ中継します。
・常石造船 常石工場 命名進水式 ライブ中継
http://www.ustream.tv/channel/Tsuneishi
※時間は変更する可能性がありますので、事前に常石造船ウェブサイトでご確認ください。
・常石造船ウェブサイト
http://www.tsuneishi.co.jp
常石造船 常石工場では、約2カ月に1回、進水式を実施しています。
今回進水する船は、全長230メートルに及ぶ巨大な船で、六本木ヒルズを横に倒した大きさのカムサマックス・バルクキャリア(載貨重量81,600メトリックトン型ばら積み貨物船)です。
パナマ運河を通行可能な最大船型のパナマックスバルカーの載貨重量を、業界でいち早く従来の7万トン級から8万トンを超える8万2千トンに増加させ、輸送効率を高めた船型です。“カムサマックス”(常石造船の登録商標)という呼称は、船の長さをボーキサイトの主要積出港のギニア共和国カムサール港の入港制限に対応する229メートルとしたことに由来しています。
本船は、7つの貨物倉を有しており、各貨物倉の倉口にはサイドローリングタイプのハッチカバーを装備。倉口サイズを極力大きくすることにより荷役効率向上を図っています。
運搬する貨物は、穀類、石炭及び鉄鉱石が積載可能であり、鉄鉱石のような高比重貨物はカーゴホールドに隔倉毎に積載可能となっています。
さらに、 本船は船尾に省エネデバイスの“MT-FAST”を取り付け省エネ化を図っており、また、燃料タンクにダブルハルを採用し、NOx排出2次規制に対応するなど、環境への配慮を図っています。
命名進水式の所要時間は約20分です。日本の誇る造船技術を結集した船の、迫力ある命名進水式の模様をこの機会にぜひご覧ください。
■ 式次第(11:30〜11:50)
1.開式の辞
2.花束贈呈
3.国旗掲揚&国歌吹奏
4.御命名
5.支綱御切断 ~Throw the rice cakes(餅撒き)~
6.Closing閉式の辞
■ 進水する船の概要
全長×船幅×深さ : 約229m x 32.26m x 20.00m
載荷重量トン数 : 約81,600mt
総トン数 : 約43,400
主 機 : MAN-B&W 6S60MC-C7
航海速力 : 約14.5knots
船種 : バルクキャリア
馬力 : 9,590kW
■ 本件に関するお問い合わせ
ツネイシホールディングス株式会社
マーケティングコミュニケーション部
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担当:大西、清水 TEL: 084 -987-4915