ジボダン社、Bコーポレーション認定を目標に設定

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長：ピーター・ツィンク) は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、Bコーポレーション(B Corp)認定を取得する意向であると発表しました。この取り組みを始めることによって、「世の中を善くする力」となり、当社の存在目的を日々実践するという、ジボダン社の継続的な取り組みを強化します。ジボダン社は業界では初の、そして大手企業の一社としてこの取り組みにコミットします。

ジボダン社CEOのジル・アンドリエは次のように述べています。「B Corp認定を取得するという目標によって、私たちは「世の中を善くする力」になろうと努めるので、責任ある、持続可能なビジネスという最高の水準を維持するのに役立ちます。また、この認定を取得することで、私たちが存在目的で定めた目標に基づいて行動し、人、地球環境、収益のバランスがとれていることを独自に検証した証明にもなります。」

また、次のように続けています。「包摂的で公平な社会を構築する中で、企業が自身の役割を見直しているまさにその時に、私たちはこの取り組みを始めようとしています。B Corpの認定に向けた動きは、世の中をより善くするために企業が結集したときに何が達成できるのかという素晴らしい事例であり、私たちはこの取り組みの初めの一歩を踏み出したことを誇りに思っています。」

ジボダン社には、企業としての持続可能性に向けたのリーダーシップの伝統があることが、既に様々な企業・団体によって広く認識されています。この中には、今年初めに気候変動対応と水の安全性に関する取り組みでジボダン社をダブルA評価に認定したCDP、そして2019年の企業の社会的責任(CSR)評価において権威あるゴールド評価に認定したエコヴァディス社(EcoVadis)などがあります。

Bラボ ヨーロッパのエグゼクティブディレクターであるネイサン・ギルバートは、次のように述べています。「社会、環境面で極めて良い影響を与える企業を特定し称賛するB Corp認定の取得に向けて、ジボダン社が取り組まれることを嬉しく思います。B Corpに認定された企業は、検証された業績、対外的な透明性、および法的な説明責任における最高基準をそれぞれ満たしています。B Corp認定企業は総じて、ビジネスを「世の中を善くする力」として活用し、すべての人々のための包摂的で持続可能な社会を構築しようとする世界的に広がっている運動を先導しています。私たちは、この活動の一員としてジボダン社を歓迎し、認定までのあらゆる段階で支援させていただけることを嬉しく思います。」

今日、150の産業の3,000社以上の企業がB Corpとして認定されています。B Corpに認定された企業は、世界的な運動と一体になって、優れた企業の将来像と社会における企業の役割を再定義します。

ジボダン社は、フレーバーとフレグランスの創造における世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新してきました。お気に入りの飲料や毎日の食事、高級な香水や化粧品、洗濯物のお手入れまで、その創造は感性を刺激し、世界中の多くの消費者を魅了しています。ジボダン社は存在目的に基づいた長期的な成長の達成に向けて取り組むとともに、人々と自然の幸せや健康を高める牽引役となることを目指しています。2019年度において全世界で14,900人を超える従業員を擁し、売上高は62億スイスフラン、売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率は12.7％を達成しました。日本市場には1920年代に参入し、2020年には創業50周年を迎えます。現在、ジボダン ジャパン株式会社が日本において幅広く事業を展開しています。詳しくは https://jp.givaudan.com/ から、さあ、共に思い描きましょう。

非営利団体のBラボは、ビジネスを「世の中を善くする力」と考える人々による世界的な運動に貢献しています。Bラボの取り組みには、Bコーポレーションの認証、Bインパクト・アセスメントの管理、SDGsアクション・マネージャー、B分析、および株主利益よりもステークホルダー全体の価値を優先するコーポレートガバナンス体制の構築と支援などがあります。今日までに、70カ国以上の150の産業における3,000社以上の企業がB Corpとして認定され、70,000社以上の企業がBインパクト・アセスメントを活用しています。