「ムシ」をテーマに親子で自然環境や生物多様性について学ぶ

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、9月9日(日)に、栃木県塩谷町の星ふる学校「くまの木」(以下、「くまの木」)で、「ヒトとムシの楽園プロジェクト」を実施し、キヤノングループ従業員とその家族18名が参加しました。

これは、キヤノンMJグループが2010年から取り組む「未来につなぐふるさとプロジェクト」の一環で、NPO法人 塩谷町旧熊ノ木小学校管理組合と協働して、「ムシの楽園」を目指した自然再生活動を行うものです。活動では、「ムシ」を切り口として「くまの木」周辺の自然環境の豊かさ・魅力を子供たちに伝え、自然を思いやる心を育んでいます。

午前中の活動は「バタフライガーデン」の整備からスタート。オミナエシやコスモスなど秋の花が色とりどりに咲きみだれ、トンボやヒョウモンチョウが舞う中、成長したブットレアの苗の剪定と、蝶が集まる花の種まきを行いました。
その後、ビオトープ周辺のトンボ観察では、「トンボを探す目を鍛えよう」という目的で、いつもとは違って網はもたずに観察を行いました。その際、赤トンボの仲間のミヤマアカネとマユタテアカネを発見して参加者は大喜び。ムシ博士の西野先生から、トンボは世界に約5500種類いて、そのうち日本に生息するトンボの種類は約200種類。これは、世界一の多さだということを学び、皆誇らしく感じました。

午後は、水生昆虫の一年間の生活の仕方と水生植物の関係を学んだ後、恒例のビオトープの生き物観察。ビオトープの中を網でガサガサすると、ゲンゴロウやタガメなど、たくさんの水生昆虫が網に入っていて、子供たちは夢中になっていました。
水生昆虫が生息するためには、水生植物があることなど、さまざまな条件が揃っていることが必要です。「くまの木」にたくさんの生き物が生息しているのは、こうしたムシが暮らしやすい環境が保たれているからであり、自然環境を維持、保全することの大切さを、ムシを通じて学んだ1日でした。

■未来につなぐふるさとプロジェクト
http://cweb.canon.jp/csr/furusato/

■未来につなぐふるさとプロジェクト クリック募金
クリック募金で、栃木県「ヒトとムシの楽園プロジェクト」など各地の活動を支援することができます。
http://cweb.canon.jp/csr/donation/index.html

<本件に関するお問い合わせ先>
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
CSR推進本部 CS企画推進部 CSR企画推進グループ
未来につなぐふるさとプロジェクト事務局 
※以下のお問い合せ専用フォームより承っています。
http://cweb.canon.jp/csr/inquiry/index.html

ブットレアの苗の剪定
ビオトープでの生き物探し
集合写真
NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.