<For JAPAN第1弾>川島運送株式会社の 川島 寛也代表取締役のインタビューが2月20日(火)に公開!
絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。
今回、川島運送株式会社の川島 寛也代表取締役のインタビューが2月20日(火)に公開されました。
「若さは有限・無限大!!まずは行動力!!体を資本にたくさんのチャレンジをしよう!!」
https://forjapan-project.com/news/1246/
「もっと利益を知りたい。追求したい。」という好奇心で独立へ!!
私が初めて運送会社に就職したのは、24歳の時でした。きっかけは単純で「給料は月に40万円くらいほしい」という基準を満たしていたのが、トラックのドライバーだったんです。当時の会社ではドライバーは出来高制だった為、がんばった分だけ手取りが増えてやる気が出ましたし、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと出会えたので楽しかったのを覚えています。
でも、ずっと気になっていたことがありました。それは、「会社はどのくらい儲かっているのだろう?」ということ。身も蓋もないことですが、「これだけ自分に還元されるのだから、会社はもっと利益が出ているのだろう。どうやったら、もっと儲かるだろうか?」とお金の流れというものに興味があって仕方がなかったんですね。
そして、「もっと自分の力で利益を出したい。運送事業で自分の力を試したい」と思い、独立を決意しました。ちなみに、トラックは当時、働いていた会社からご厚意で売っていただいた200万円の4tトラック1台のみ…。こうして、26歳でトラック1台と体を資本とした社長人生がスタートしたのです。
深刻な日本の物流業界の人手不足。
トラックのドライバーは基本的に1人で行動するので、他の業種と比べて人間関係に悩むことはあまりありません。出来高制なのでモチベーションを保ちやすく、見た目の自由度が高いのも魅力です。
このように良いイメージがある一方で、身体的につらいイメージもあります。長時間運転に耐え得る体力と神経、体調不良にならないための自己管理能力が必要です。また、荷物を安心・安全にお届けする運転技術はもちろん、天候や道路事情によって配送が遅れた場合に、急な配送スケジュールにも迅速に対応できる柔軟性も欠かせません。
でも、これらはなにも運送業に限ったことではなく、すべての仕事に共通することです。運送業界にとって最もつらいのは、人手不足なのです。人手不足の原因として、トラックの運転免許取得のための受験資格において「何年以上経過しなければ受験できない」などの時間的制約や、教習所の費用が高いなどの金銭的事情が挙げられます。さらに、若者の車離れにより、そもそもドライバーの人口が少ないという社会的な側面も影響しています。今の若い世代が育たなければ、運送業界の人手不足は、さらに深刻化する可能性が高いでしょう。
人手不足だからこそ気づけた、社員のありがたみ!!
近年、オンラインショッピングやeコマースの普及に伴い、物流業界の需要は加速しています。オンラインで注文を受けると最寄りの出荷センターに在庫があるかを確認後、私たちのような運送業者に委託されるのですが、残念ながらドライバーがいなければせっかくの仕事も断らざるを得ません。特に、イベントやホリデーシーズンは顕著です。
需要はあるのに、人手が足りない…。このような事態に直面する度に、「ドライバーありきだな」と痛感せざるを得ません。同時に、日本の運送業界の一経営者として、トラックドライバーが長く気持ちよく働ける職場環境づくりを率先して行わなければならないという使命感を感じます。ちなみに、弊社が掲げているのは“社員ファースト”。会社の都合を押しつけるのではなく、1人1人のライフスタイルに合った働き方を尊重して、風通しのいい職場環境を整えたり、人材の育成・教育に力を入れたり…。必要があれば、時代に合わせてどんどんアップデートしていくつもりです。
このように、人手不足に悩まされることが多い運送業界ですが、人手不足だからこそ社員1人1人のありがたみを感じられていると言っても過言ではありません。弊社は9年前までワンマンの個人事業主でしたが、今では50人規模にまで成長しました。得られたものは、トラックや利益だけではありません。ついてきてくれた社員たちの期待を裏切らないよう、これからも一経営者として、人として成長していきたいと考えています。
若い体は有限!!若いからこそどんどんチャレンジを!!
今の時代は、ネットやSNSで簡単に情報収集や疑似体験ができるので、いわゆる「無駄なこと」をする人が少なくなったように思います。でも「仕事より趣味を優先したい」「それなりの生活でいい」と落ち着いてしまうのは、もっと年齢を重ねてからでもいいのではないでしょうか。
若いうちこそいろいろなことにチャレンジして、「この仕事は合わなかった」「この分野は自分に合うかも」といった経験を積んでいきましょう。私も、現在は運送業の他に人材派遣事業を展開しており、今後さらに複数の事業を始めたいと考えています。皆さんも、『思い立ったら即行動!!直感には意味がある!!』を元にどんどんチャレンジしてみてください。もし「やりたいことがわからない」なら、私の会社でいずれ何かにチャレンジするための資金を貯めるのもありだと思います。可能性は、どこに落ちているかわかりません。
26歳でトラック1台と体を資本に独立した私から皆さんに伝えたいことは、若い体はかけがえのない資本であり、有限であるということです。長距離でも短距離でも構いませんので、まずは出かけてみて、いろいろな景色を楽しんできてください。意外なものが、見えてくるかもしれません。日々、出会いとタイミングを逃さずに!!
〈会社概要〉
法人名 : 川島運送株式会社
代表者名 : 川島 寛也
企業ホームページ: https://atcompany.jp/kawashimaunsou/
所在地 : 京都府木津川市山城町綺田出垣外27-2
事業内容 : 一般貨物自動車運送事業(近運自貨第587号)・
第一種貨物利用運送事業(近運自貨第34号)
〈For JAPANプロジェクトとは〉
For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。
・番組見逃し配信 : https://youtube.com/playlist?list=PLFv6b8aodEYWpP5pqGBlWMgNZh1pb9NW2
・For JAPAN公式ホームページ : https://forjapan-project.com/
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