「現場で簡単にニオイAI判定」を実現する アプリケーション・ソフトウェア 「ScentifAI(センティフ エーアイ)(TM)」を5月9日より提供開始
小型ニオイセンサー及び同センサーを用いたサービスの企画・開発を行う株式会社アロマビット(代表取締役:黒木 俊一郎、本社:東京都中央区、以下「アロマビット」)は、機械学習によるニオイ判定機能を有するブラウザ型アプリケーション・ソフトウェア「ScentifAI(センティフ エーアイ)(TM)」を2024年5月9日より提供開始いたしました。「ScentifAI(TM)」により使用現場で簡単にニオイ判定が可能となります。
アロマビット: http://www.aromabit.com
ScentifAI(TM)紹介サイト:
https://www.aromabit.com/products_datasolution/scentifai/
■高性能なニオイセンサーを用いて、「現場(オンサイト)で簡単にニオイAI判定」を実現するScentifAI(TM)アプリ
本アプリケーション・ソフトウェアは、アロマビットの各種高性能なニオイセンサーで計測したニオイデータを格納するデータベースとデータ学習させたニオイ判定モデルから構成されており、センサーを用いたニオイデータ収集及びニオイ判定にご活用いただけます。
従来の当社有償サービス「Aromalyzer(アロマライザー)(R)」ではニオイセンサーの出力する出力データの分析・解析を主な目的とし、研究開発用途でご利用いただいていましたが、「現場(オンサイト)で簡単に臭気判定の結果が見たい」という顧客のニーズを受けて、機械学習によるニオイ判定機能が付いたアプリケーション・ソフトウェア「ScentifAI(TM)」を開発いたしました。
■ScentifAI(TM)の使用方法とユースケース例:豚肉の腐敗臭の経時変化のニオイ判定
豚肉の腐敗臭の経時変化をユースケースの一事例として、ScentifAI(TM)の使用方法を交えてご紹介します。
食品の品質管理の課題の一つとして、主観的な曖昧な人間の嗅覚を用いて行われていることが知られています。この課題をScentifAI(TM)によるニオイ判定を用いることで、品質管理を客観化、自動化、省人化できる可能性があります。
STEP1:ニオイデータの取得 [教師データ]
豚肉のニオイの経時変化を学習させるために、ニオイセンサー*を用いて、常温で静置した豚肉のニオイを日数ごとに十数回ずつニオイを測定し、ニオイ教師データを取得。
*本事例では、水晶振動子型[Quartz Crystal Microbalance型]ニオイセンサーを搭載した臭気測定装置を使用
STEP2:ニオイ判定モデルの作成
取得した教師データを元に、ニオイ判定モデルを作成します。
STEP3:判定結果の表示
作成したニオイ判定モデルをもとに、未知のニオイサンプルを測定すると、ニオイ判定の結果を表示します。
本事例では、経過日数2日目[Day2]の未知の豚肉サンプルをセンサー測定してニオイ判定した結果、94%と高い一致度で判定することができています。
■ご提供形態について:
本アプリケーション・ソフトウェアは判定モデル生成上限数20個とする無償サービスと有償サービスをご用意しております。
*本アロマビット社製センサーをご購入もしくはご使用いただいているお客様のみ対象。
詳細は、アロマビット営業部[Email: info@aromabit.com ]よりお問い合わせください。
アロマビットについて
株式会社アロマビットは、小型ニオイイメージングセンサー及び同センサーを用いたサービスの企画・開発を行っています。
会社概要
会社名 : 株式会社アロマビット
本社 : 〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル2F
代表者名: 代表取締役 黒木 俊一郎
設立 : 2014年2月
事業内容: ニオイセンサーハードウェア開発・販売、
ニオイ可視化ソリューション事業
会社HP : https://aromabit.com/