PALTEK、2次検査の省人化・無人化を可能にする AIを搭載した外観検査サービスを提供開始  ~ 外観検査サービスのベータトライアル受付中 ~

株式会社PALTEK

株式会社PALTEK(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:矢吹 尚秀、証券コード:7587、以下 PALTEK)は、スパースモデリング※技術を利用したAI、学習・推論に対応するエッジAI、ホワイトボックス型AIを提供する株式会社ハカルス(本社:京都市中京区、代表取締役CEO:藤原 健真、以下 ハカルス)がスパースモデリングを活用し、開発した既存の外観検査装置(以下 AVI)や自動光学検査装置(以下 AOI)を補完するAIベースの外観検査サービスの提供を開始しました。この外観検査サービスを利用することで、2次検査の省人化・無人化の実現が可能となります。

外観検査サービス
AVI/AOIシステムとの連携
様々なワークに対応
少量の教師データ、教師データなし学習

特に有効なケース例

1.既存の外観検査装置で検査ができないような背景を持った製品の外観検査を行うケース
2.不良品の見逃しを防ぎ、流出防止を行うため、過検出(誤検知)が増加しているケース

ベータトライアル受付

2019年12月末まで「外観検査サービス」のベータトライアルユーザーを募集します。本トライアルにお申し込みいただくと、通常有償となっているパイロット分析(PoC)が1回無料となります。ハカルスのデータサイエンティストが責任を持って皆様のデータを評価します。

▼ベータトライアルのお申込はこちら
https://www.paltek.co.jp/form/hacarus-visual-inspection.htm
(注)お申し込み多数の場合は、無料PoC実施までお時間を頂く場合がございます。予めご了承ください。

▼外観検査サービス紹介動画
https://vimeo.com/346040710

▼外観検査サービスの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.ai-solution.paltek.co.jp/hacarus-visual-inspection

専門用語説明

※スパースモデリング
スパースモデリング(疎性モデリング)とは、複雑な分析で用いられた計算式を特徴のみ抽出して単純化(スカスカにする)するというデータ分析の方法論。少量データから有意な分析結果を導くことを可能にし、ディープラーニングに必要とされる大量の学習データが入手できない環境での分析や識別作業の自動化に応用できます。また、データ同士の因果関係の解明ができることも、スパースモデリング技術の特性です。ディープラーニングでは解決することができない「正解データそのものを導き出す」といった使い方が可能になります。

株式会社ハカルスについて

ハカルスは、ヘルスケア分野のAIベンチャーとして2014年に創業して以来、少量データからの特徴抽出に優れるスパースモデリング技術を機械学習に応用した独自のAI開発を行っています。スパースモデリング技術を機械学習に応用することで、膨大な学習データが必要である、AIの意思決定の過程がブラックボックス化されており人間には解釈できない、学習フェーズにおいて大量の計算資源が必要であるといったディープラーニングが抱える課題の解決を試みています。
ハカルスに関する詳細は、 https://hacarus.com/ja/ をご覧ください。

株式会社PALTEKについて

PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェア等の設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEKに関する詳細は、 https://www.paltek.co.jp をご覧ください。