<For JAPAN第3弾>株式会社コミュニカの 山元 賢治代表取締役のインタビューが11月6日(月)に公開!
絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。
今回、株式会社コミュニカの 山元 賢治代表取締役のインタビューが11月6日(月)にFor JAPAN公式ホームページにて公開されました。
「教育を通じて、日本の笑顔を増やしたい」
https://forjapan-project.com/news/780/
今の日本は「どこに向かっているのか」が見えない
日本の一番の課題は、「日本が、どこに向かっているのか」が見えにくいことではないでしょうか。この国の未来を作るリーダーが不在なのです。努力と根性で、安くて品質が良いものを作ればよかった時代はもう終わったにもかかわらず。
日本が頂点だった30年以上も前、アメリカではソフトウェアや人工知能への投資を始めました。韓国や台湾は、高機能なものを作る方向にシフトしています。しかし、日本は多機能にするという、ただ停滞を迎えるような方向へ舵を切りました。派遣を許可して安い労働力を使う、安い国になる選択をし続けてきたのです。その結果、日本で一番収入の高い港区の方ですら、サンフランシスコでは年収が下位になるという事態を招きました。
日常的に海外の企業によりいろんなものが買われていますが、未だにルールもありません。人口が減るならば、子どもを増やすか移民を迎えるかの2択しかないのですが、どちらを目指しているのかも見えません。日本の人口は何人ぐらいが最適なのでしょうか。この国では、何を勉強するべきなんでしょうか。何もわからない状況なのだから、子どもをとにかく偏差値の高い学校に放り込もうとする親御さんのことは、責められませんよね。
リーダーには世界のニュースをウォッチしてほしい
残念ながら、日本のメディアはほぼ死んでいます。ですから、私は自分の周りの人には「1日いくつか英語のニュースを読んでいる人しか、私に話しかけないでほしい」とまで伝えています。それほど日本と世界のスピードは違うのです。
この先リーダーとして未来を考える人になりたいならば、社会で何が起こっているのかを常にウォッチしなければなりません。塾生に伝えているのは、情報の入手の仕方と時間の使い方の大切さです。娯楽がなかった昭和と同じではダメなのです。だから、英語を身につけるのは必須になります。それだけはずっと、口を酸っぱくして言ってきましたね。
小さい頃から得意を伸ばす教育を
しかし、世界に目を向けさせるようにすればするほど、優秀な人は海外に出ていってしまうかもしれません。でも、この国には一旦出ていった人が戻ってくるだけの魅力があるはずです。だから、大人になる前、小学生ぐらいからどんどん留学させて、日本と他の国の違いを知ってもらうことは大事だと思いますね。
ポイントは、「日本がダメだから出ていく人」は成功しないということです。否定から始まる変化は、あまり良くないものになりがちですから。
もちろん留学だけでなく、子どもの興味・関心の高い分野や得意な分野を伸ばすことも重要だと思います。3、4歳からたくさんのチャンスを与えて才能を見つけるのが、親と先生の役割です。現在、学歴の高い人たちは、一番給料の高い外資系のコンサルタントになりたがっています。ただ、その人たちは、本当にコンサルタントの仕事が好きなのでしょうか。とりあえずお金がほしいとか、生活のために仕方がないとか、理由としてそのようなずるい言い方をするのは、リーダーには許されないと思いますね。
日本に自信溢れる笑顔を増やしたい
私が教育を通して目指しているのは、日本に笑顔を増やすことです。なぜなら、日本人には自信のない人が多く、世界で一番笑顔が少ない国だと感じるから。自分の情熱を注げることを仕事にしてもらい、自信を持たせて笑顔を増やしたいですね。
そのため、若い人にはもっと集中できる環境が大事です。今自分のやっていることに情熱を燃やして、もっと集中することができれば、もっと良いものができるはず。
私は、若い人にしか世の中は変えられないと思っています。だから、日本でも管理職をもっと若いうちから経験させてほしいですね。経験と能力は別だと思うのです。仕事は何でも一発ではうまくいきません。私も何度も失敗してきましたが、その度に「もっとうまくやりたい」と思ったからこそ、新しいアイデアが次々と生まれたのです。このようにできない人は、誰かのせいにして諦めてしまいがちです。日本語は誰かのせいにして「やらない」と言いやすい言語ですから、そちら側に回ってる人が多いと感じます。
「自分に合うかわからない」と悩まないようにするには、自分が好きなことをもっと小さいときから突き詰めること。あれもこれもという気持ちもわかりますが、何か1つでもプロフェッショナルにならない限り、対価はいただけないのです。何かのプロになったら、横に広げていくことができます。
しかし、プロになる前から逃げ回って「あれも嫌、これも嫌」と言っていると、いつまでもプロにはなれません。だから、仕事もすぐに辞めてしまうのです。今の日本の若い人の働き方は、もったいないですね。もっと早くから、このようなディスカッションができる大人やいろんな人に囲まれてほしいと思いますね。
〈会社概要〉
法人名 : 株式会社コミュニカ
代表者名 : 山元 賢治
企業ホームページ: https://communica.co.jp/
所在地 : 東京都渋谷区神宮前5丁目17-22
事業内容 : 講演・研修、コンサルティング
〈For JAPANプロジェクトとは〉
For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。
・番組見逃し配信 : https://youtube.com/playlist?list=PLFv6b8aodEYWpP5pqGBlWMgNZh1pb9NW2
・For JAPAN公式ホームページ : https://forjapan-project.com/
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