【新刊】後藤宗明著『自分のスキルをアップデートし続ける「リスキリング」』(日本能率協会マネジメントセンター)より発売

AIやロボットが同僚となる時代、自身のスキルを究めてアップデートし、現役で働き続けられるビジネスパーソンを目指そう

日本で初めてリスキリングに特化した非営利団体一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブを立ち上げ、外部環境の変化に合わせて自分自身で新しいスキルを身につける「リスキリング」の普及促進活動を行っている後藤宗明さんの初著作となる書籍『自分のスキルをアップデートし続ける「リスキリング」』が日本能率協会マネジメントセンターから9月30日に発売されます。
リスキリングとは「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」と本書では定義しています。海外ではデジタル化が進む中で技術的失業(Technological Unemployment)を未然に防ぎ、労働移動を実現するための解決策としてリスキリングが着目されてきた経緯があります。そのため、DX時代の人材戦略として、リスキリングが注目されているのです。日本では、2022年5月に、ロンドンで岸田文雄首相が国策として「リスキリング」に取り組むと発表しました。
人生100年時代といわれる現代、一つの仕事、会社を全うして定年を迎え、老後は年金生活といったこれまでの働き方、ライフスタイルは変化しつつあります。テクノロジーが浸透し、労働の自動化が進むことで、人間の雇用がAIやロボットに代替される「技術的失業」が増え、AIやロボットが「同僚」となる時代はそこまで来ています。
著者の後藤さんは、これまでのリスキリングに関する調査研究結果と政策提言、そして自治体や企業へのリスキリング導入支援の経験をもとに執筆。自分の得意なことや、必要としてもらえることを武器に尖らせた上で、リスキリングし続けていくことこそが、これからの時代を生き抜くには必要だと指摘しています。
本書では、リスキリングの必要性、世界のリスキリング動向、ポストコロナ時代に必要なリスキリングの4つのスキルや、リスキリングを実践する10のプロセス、参考図書やオンライン学習ツールを紹介。会社員、フリーランス、産休・育休明けなど、さまざまなステージの読者が、読んですぐ「リスキリング」に着手できる実践的な内容となっています。
【目次】
はじめに これからの時代を生き抜くために必要な「リスキリング」
第1章 なぜリスキリングする必要があるのか
第2章 リスキリングする方法
第3章 リスキリングを実践する10のプロセス
第4章 リスキリングと「スキルベース採用」の時代の到来
第5章 リスキリングによるキャリアアップと人材の流動化
第6章 AIやロボットが同僚になる新たな時代に向けて
おわりに 死を意識したどん底から這い上がる

9.11のテロ事件遭遇から自身の失業・転職経験まで、著者自身のリスキリング体験が突き動かした執筆

著者の後藤宗明さんは銀行員として社会人のキャリアをスタートさせた後、ニューヨークで人材育成の仕事をしていた際、9.11のテロ事件に遭遇。壮絶な現場を目の当たりにした経験があります。
また、43歳で日本で初めて転職活動をした際、履歴書だけで100社以上から落とされ、キャリア迷子になります。人材紹介のコンサルタントからは「キャリアに一貫性がない」と言われ続け、やっと転職できた会社でも、これまでの経験を生かせず、ついにはうつ病一歩手前状態に。そんな「どん底」から復活するきっかけとなったのも、著者本人の「リスキリング」の成果でした。
本書では、後藤さんが体当たりで学び、切り拓いてきた「リスキリング」の手法をあますところなく伝えています。そこには、ニューヨークで出会った「ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)」という、社会的課題をビジネスで解決するために起業する人たちに学んだソーシャル・アントレプレナーシップ(社会起業家精神)があります。
欧米でのリスキリング成功事例をもとに、これから日本で適切にリスキリングを浸透させ、DXの成功、サステイナブルなグリーン社会への変革を実現するため、この本を通じて、多くの方が、それぞれのスキルをアップデートし、活力ある人生を送る手助けとなることを願っています。

【著者プロフィール】後藤宗明(ごとうむねあき)
一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事
SkyHive Technologies 日本代表
早稲田大学政治経済学部卒業後、1995年に富士銀行(現みずほ 銀行)入行。営業、マーケティング、教育研修事業を担当。2001年ニューヨークへ移住直後の9月11日、ワールドトレードセンターへの飛行機の衝突と崩壊を肉眼で目撃し、翌日からグラウンドゼロの救済ボランティアに参加。2002年、グローバル人材育成を行うスタートアップをニューヨークにて起業、卒業生約 2,000名を輩出。2008年に帰国し、米国の社会起業家支援NPO アショカの日本法人を2011年に設立後、米国フィンテック企業の日本法人代表、通信ベンチャーの国際部門取締役を経て、アクセンチュアにて人事領域のDXと採用戦略を担当。2019年AIスタートアップのABEJAにて事業開発、AI研修の企画運営、シリコンバレー拠点を設立。2020年、10年かけて自らを「リスキリング」した経験を基に、リクルートワークス研究所にて「リスキリング~デジタル時代の人材戦略~」「リスキリングする組織」を共同執筆。
2021年、日本初のリスキリングに特化した非営利団体、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブを設立。2022年、AIを利用してスキル可視化を可能にするリスキリングプラットフォーム、SkyHive Technologiesの日本代表に就任。
石川県加賀市「デジタルカレッジKAGA」理事、広島県「リスキリング推進検討協議会/分科会」委員、経済産業省「スキル標準化調査委員会」委員、リクルートワークス研究所 客員研究員を歴任。政府、自治体向けの政策提言および企業向けのリスキリング導入支援を行う。
著書は本書が初めてになる。

【書籍情報】
■タイトル:『自分のスキルをアップデートし続ける「リスキリング 」』
■価格:1,850円+税
■発売日:2022年9月30日
■単行本:336ページ
■ISBN: 978-4800590473