倉敷芸科大 門出祝福し「北斎黒板アート」/新型コロナで卒業式が中止になったため、教授ら制作/プロジェクションマッピングでもエール!
2020-03-27 15:00
新型コロナウイルス感染の影響で学位記授与式が中止になったため、倉敷芸術科学大学(岡山県倉敷市連島町西之浦)の教授らが2020年3月23日、卒業・修了を祝福して、キャンパス内の教室に葛飾北斎の絵柄をモチーフにした黒板アートを制作しました。プロジェクションマッピングも行い、卒業生たちを驚かせています。
芸術学部メディア映像学科の中川浩一教授と、同学科の山下真未非常勤講師が、葛飾北斎「神奈川沖浪裏」と「八方睨み鳳凰図」をモチーフにして、2号館2103教室に3日間かけて仕上げました。プロジェクションマッピングには、波しぶきや桜の花びらが舞い散る様子が投影されています。
教室には卒業生らが相次いで訪れ、メディア映像学科4年渡邉絋輔さん(加藤学園高等学校出身)は「卒業式が中止になったけど、すごく嬉しい!」。経営情報学科4年花田昌樹さん(岡山県立和気閑谷高等学校出身)は「プロジェクションマッピングが投影されるとは、思っていなかった!」と話していました。
作品は3月31日(火)午後5時まで、一般へも無料で公開中。写真撮影もできます。
【倉敷芸術科学大学について】
https://www.kusa.ac.jp
倉敷芸術科学大学は、芸術と科学に関する学術を深く教育研究し、創造性豊かな人材を育成して、社会の発展に寄与することを目標に、芸術学部、生命科学部、および危機管理学部の3つの学部を設置しています。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
倉敷芸術科学大学入試広報部
TEL:086-440-1113(平日9:00〜17:00)
e-mail:koho@kusa.ac.jp
画像・ファイル一覧