多様な発電設備環境のシミュレーションに対応  「Solar Pro」バージョンアップのお知らせ

太陽光発電監視システムを販売する株式会社ラプラス・システム(本社:京都市伏見区 代表取締役社長:堀井 雅行)の太陽光発電システムシミュレーションソフトウェア「Solar Pro」から新機能を追加したSolar Pro4.8をリリースします。

このバージョンアップで昨今の太陽光発電設備で広く利用されるハーフセルモジュールの発電所に対応。さらに自家消費制御シミュレーションの機能拡充によって多様な発電設備環境に合わせ、より充実したシミュレーションを実現します。

Solar Proとは

「Solar Pro」は1997年に発売された本格的な太陽光発電システムシミュレーションソフトウェアです。高精度の発電電力量計算を実現し、反射光シミュレーションや自家消費制御シミュレーションなどの機能で発電事業を支援します。

新機能について

(1)ハーフセル対応
ハーフセルモジュールを用いた発電量シミュレーションに対応。太陽電池モジュールデータベースにハーフセルを登録することができるようになりました。

ハーフセルとは

セルの通常の半分の大きさにカットすることで、セル内部の電流を半減させて抵抗を小さくし、発電ロスは低減。より効率的な発電が期待できます。

(2)操作性向上
PCSの閾値設定をユーザー設定で保存できるようになり、電気回路構成設定時の入力の手間を
省くことができます。

PCS閾値設定画面

(3)自家消費制御シミュレーション機能拡充

閾値制御設定で買電電力に対応

閾値制御の対象を消費電力と買電電力から選択できるようになり、Solar Legatoにより近い設定で自家消費制御シミュレーションを行うことができます。

優先充電機能に対応

蓄電池を用いた自家消費機能において、蓄電池の充電を時間指定で設定可能とし、蓄電池優先充電機能のシミュレーションに対応します。

読込消費電力ファイルの拡張

消費電力ファイルとして、消費電力量(kWh)のデータや現在30分単位のみのデータ間隔を15分/60分単位も読込み可能になります。

消費電力ファイル読み込み設定

Solar Legatoとは

消費電力の変動に合わせてPCSの出力を自動制御する、特許技術を搭載した発電制御システム。自家消費型太陽光発電での課題となっている逆潮流の発生や過剰制御を解決し、発電電力の最大化を実現します。
https://www.lapsys.co.jp/products/self_consumption/index.html

(4)その他更新情報
・海外版(英語版/韓国版/台湾版)に日射量計算機能を追加しました。
・太陽電池モジュール/PCSデータベースを更新しました。

会社概要

会社名 : 株式会社ラプラス・システム
所在地 : 〒612-8083 京都市伏見区京町1-245
代表者 : 代表取締役社長 堀井 雅行
会社設立: 1990年6月
資本金 : 1億円
従業員数: 180名 (2021年3月末現在)
事業内容: 科学技術系ソフトウェア、
      主に太陽光発電計測・表示システムの開発・販売

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