ヴィレッジヴァンガード、在庫を利益に変えるSaaS『FULL KAITEN』を導入

消化率・回転率の改善を通じて売上・粗利・C/F改善へ

在庫を利益に変えるクラウドシステム『FULL KAITEN』を開発し小売業向けに提供するフルカイテン株式会社(本社・大阪市福島区、代表取締役・瀬川直寛)は、書籍や雑貨、CD・DVD類を販売する「ヴィレッジヴァンガード」を運営する株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(本社・名古屋市名東区、代表取締役社長・白川篤典、東証スタンダード)がFULL KAITENを新たに導入し、システムが稼働したことをお知らせします。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション様は、在庫分析の属人化を解消するとともに在庫リスクを可視化してプロパー消化率の改善や客単価向上を実現する具体的な手段としてFULL KAITENが有用だと判断し、導入を決定しました。

在庫リスクを可視化しプロパー消化率や客単価を改善

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション様は1986年に創業し、「遊べる本屋」をキーワードに書籍や雑貨、CD・DVD等を融合的に販売しています。現在は連結売上高267億円を誇り、直営・FC合わせて300カ所超の店舗とオンラインストア(ECサイト)を運営しています。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション様は事業を年々成長させる中で、在庫リスクの見える化(可視化)をめぐって次のような課題を抱えていました。

 ・プロパー消化率、客単価に改善の余地が大きい
 ・在庫管理や販促手法の運用ルールに店舗・ブロック(地域)ごとでバラつきがある


そうした中、在庫分析のDX化を通して在庫を効率よく利益に変えることを支援するFULL KAITENを活用することで、次のような観点から課題を解決できると判断しました。
 
 ・値引き判断に消化ペースや売上に関する予測値(未来を予見する指標)を用いることで不要な値引きを抑制
 ・在庫分析のDX化により、多岐にわたる品番数全てを対象に在庫の「質」を可視化
 ・売上や粗利益、客単価向上に貢献する商品や、残在庫リスクが出てきている商品を店舗間移動やVMDに適時に活用

そして、実店舗約100店において導入することを決めました。
具体的には、FULL KAITENの数ある機能の中で特に「クオリティ分析」などの機能が課題を解決して粗利益を増やすことに役立つとの判断に至りました。

クオリティ分析機能

売上や粗利益の増加を目的として、プロパー販売が可能な商品、値引きを抑制できる商品、セールすべき商品をリストアップできます。
これは、全ての在庫を対象に在庫リスク(完売予測日)と売上・利益に対する貢献度の2軸で評価し、可視化できるためです(下図参照)。

中でも「Better」に分類された在庫は隠れた売れ筋商品であるため、値引きをしなくても、あるいは薄いオフ率でも販売することが可能です。これらを中心に販促を強化することで今ある在庫から売上や粗利を増加させることができます(下図は一例)。

単価分析機能

売上や粗利益の増加を目的として、客単価向上に貢献する商品をリストアップできます。これは、客単価帯ごとの売上分布(どれだけの購入者数でどれだけの売上を生み出しているかを客単価帯ごとに並べたもの)を自動表示することで、少ない購入者数で多くの売上を生み出す客単価帯が一目で分かるからです(下図参照)。

この機能により、どの商品とどの商品を組合せれば客単価をアップさせられるかが容易に分かるので、その組み合わせに基づいてVMD変更や販促企画を立案することで簡単に売上や粗利益の増加を実現できます。

そしてこの度、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション様とFULL KAITENバージョン3.0との間のデータ整備および連携が完了し、システムが稼働しました。


【会社概要】
社名: フルカイテン株式会社
URL: https://full-kaiten.com
本社: 大阪市福島区福島1-4-4 セントラル70 2階B
設立: 2012年5月
代表者: 代表取締役 瀬川直寛
事業内容: 在庫を利益に変えるクラウドシステム『FULL KAITEN』の開発・提供

【会社概要】
社名: 株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
URL: https://corp.village-v.co.jp/
本社: 名古屋市名東区上社1丁目901番
設立: 1988年10月
代表者: 代表取締役社長 白川篤典
事業内容: 「遊べる本屋」をキーワードに、書籍、SPICE(雑貨類)、ニューメディア(CD・DVD類)を融合的に陳列して販売する小売業


【本件の問い合わせ先】
フルカイテン株式会社
 戦略広報チーム 南
電話: 06-6131-9388
Eメール: info@full-kaiten.com


AIが記事を作成しています