ドイツの防衛産業: 潜水艦および戦車の生産において首位を維持
株式会社グローバル インフォメーションは、ICD Researchが発行した報告書「The German Defense Industry - Market Opportunities and Entry Strategies, Analyses and Forecasts to 2016 (ドイツの防衛産業:市場機会・参入戦略、2016年までの市場分析および予測)」の販売を開始しました。
ドイツには仮想敵国がほとんど存在しないため、同国の防衛政策は、有事や紛争の防止、抑制が焦点となっています。
しかし、ドイツの防衛予算は世界6位となっており、外資出資比率100%のFDI(直接投資)の促進によって、国内の防衛産業も確立されています。したがって、ドイツの防衛産業は、内需および輸出、双方の要望を満たすことができます。
ドイツの防衛予算は、国内総生産(GDP)の減少によって、ここ2年の間に大きく成長が減速しています。その結果、GDPにおける防衛費の割合は、NATO加盟国内で最低水準となっています。
それにもかかわらず、ドイツは現在、他国との共同防衛開発をいくつか実施しており、平和維持イニシアティブへの取り組みとともに、こうした要因が、防衛費の拡大をもたらす見通しです。
韓国やいくつかのEU加盟国だけではなく、防衛関連の大規模な輸入を行なっている諸国に対して、ドイツは防衛製品を輸出しています。
潜水艦と戦車の主要な生産国として、ドイツはこうした国々における輸出拡大のために、防衛システムのマーケティングの改善を目指しています。
ドイツにおける防衛調達の全ては、連邦国防技術調達庁(BWB)の管轄下にあります。
陸軍、海軍および空軍は、BWBに対して必要なシステムを提案します。 その後、BWBが資金を割り当て、サプライヤーを決定します。連邦政府関連機関であるBWBは、ドイツにおける唯一の防衛システムの買い手であるため、高い交渉力を有しています。
市場調査レポート: ドイツの防衛産業:市場機会・参入戦略、2016年までの市場分析および予測
The German Defense Industry - Market Opportunities and Entry Strategies, Analyses and Forecasts to 2016
http://www.gii.co.jp/report/icd228317-german-defense-industry-market-opportunities-entry.html
出版日 2012年01月
発行: ICD Research
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