日本オラクル 10種のアプリケーション導入ソリューションを提供開始 〜「Oracle Data Hubs」と標準業務フローを基盤に大企業の抱える課題を解決〜

日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下日本オラクル)は、大企業が抱える課題を解決する10種のアプリケーション導入ソリューションを、「Oracle EO」のラインアップとして本日より提供開始することを発表します。

「Oracle EO」は、オラクルの持つデーターベース、ミドルウェアおよび業務・業種に適合した標準業務フローを最大限に活用することで、「Oracle E-Business Suite」の導入・セットアップを省力化し、短期間かつ低コスト・低リスクなシステム導入・運用を実現する、日本オラクル推奨の大企業向けソリューションです。このたび提供開始する「Oracle EO」10種類のうち、4種類は「Oracle Data Hubs」を基盤に、6種類は標準業務フローを基盤に構築されています。

本日より提供開始する10種類の「Oracle EO」の概要は下記のとおりです。

■Oracle EO for Hi-tech / Industrial Manufacturing(ハイテク/製造業向けOracle EO)
・【標準業務フロー基盤】Oracle E-Business Model for Manufacturing
製造業界で重要課題となっている、在庫の削減や原価低減のための可視化、納期遵守、リードタイムの短縮、品目情報の一元化を実現するため、日本の組立製造業の商習慣に適合した標準業務フローを実装したサプライチェーン・モデルのソリューションです。
・【Oracle Data Hubs基盤】製品ライフサイクル情報管理ソリューション
「Oracle Product Information Data Hub(Oracle PIM Data Hub)」を利用することで、開発の企画・設計段階から量産終焉に至るまでのコスト情報の把握を目的に、散在する製品・部品・コスト情報ほか関連情報の集約を行い、製品・部品を軸とした情報の共有、また、企画・設計の初期段階から、設計者がコストを意識した業務を行える環境を実現します。

■Oracle EO for Automotive Suppliers(自動車部品業界向けOracle EO)
・【標準業務フロー基盤】Oracle E-Business Model for Automotive Suppliers
自動車部品メーカーに対するコスト圧縮要請への対応に向けて、サプライチェーン全体の最適化と業務プロセスおよび製造コストの可視化を実現するため、日本の自動車部品製造業の商習慣に適合した標準業務フローを実装したソリューションです。本ソリューションは、「Oracle Accelerators」に対応しています。

■Oracle EO for Chemicals(化学業界向けOracle EO)
・【Oracle Data Hubs基盤】オラクル・ケミカル・データベース・ソリューション
オラクル・ケミカル・データベース・ソリューションは、年々厳格化する化学物質管理に関する国際法規制への対応や、国際動向を背景に、REACH、MSDSのGHS化、RoHS対応等、取引先である完成品メーカー、部品メーカーからの要請によるグリーン調達への対応が急務となっている化学系メーカーをターゲットとしています。「Oracle PIM Data Hub」を利用することで、製品、原材料に関連する化学物質、関連国内外法規制情報など、全社で取り扱う化学物質情報を一元管理できる情報基盤を実現し、各種業務利用ケースに合わせたソリューション・テンプレートとして、低コスト、かつ短期導入が可能です。

■Oracle EO for Financial Services(金融サービス業界向けOracle EO)
・【Oracle Data Hubs基盤】銀行向け統合収益リスク管理ソリューション
バーゼル銀行監督委員会によって取りまとめられたバーゼルIIのPillarII、PillarIIIに対応するために、ALMシステムや収益管理システム等の各システムを「Oracle Financial Services Applications」の「Financial Data Model」上で統合したソリューションです。

・【Oracle Data Hubs基盤】クレジットカード会員別/加盟店別 収益管理ソリューション
「Oracle Financial Services Applications」および「Oracle Customer Data Hub」により各会員別・加盟店別の収益、カード利用状況を一元的に管理することで、クレジット会員のみなし収益を把握し、カードの利用率・施策の向上を図ることができます。また、会員別収益管理と各事業体に対する収益・コストを把握できるため、意思決定に必要な分析情報を提供します。

■Oracle EO for Horizontal(全業種向けOracle EO)
・【標準業務フロー基盤】Oracle Accelerator for Japan Starter Edition
企業で標準的に必要とされる業務エリアである会計・購買・在庫・販売・生産の基本構成29業務フローを日本版「Oracle Accelerators」としてパッケージングしたソリューションです。「Oracle E-Business Suite」の導入を検討している企業が、導入後の利用イメージを早期に理解することが可能です。

・【標準業務フロー基盤】戦略的購買調達ソリューション
企業の調達プロセスを効率化し、サプライヤーとの協業により調達コストを低減するために、日本市場の商習慣に適合した調達フローを実装したソリューションです。

・【標準業務フロー基盤】需給管理ソリューション
代理店や販社などの各販売チャネルと在庫情報や需要情報、供給情報の共有・連携を行い、チャネルからの正確な情報に基づく需要計画の精度向上を実現するソリューションです。

・【標準業務フロー基盤】サプライチェーン・マネジメント“見える化”ソリューション
サプライチェーン全体を俯瞰し、サプライチェーンの状況を多面的に評価することで、問題のあるサプライチェーンのプロセスや拠点を把握、特定し、問題プロセスの改善の方向性を可視化するソリューションです。業界標準のSCORモデル採用により、ベンチマークをはかることが可能です。

■日本オラクル株式会社(http://www.oracle.co.jp
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェ ア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,502 名(2005年11月現在)。

■本件に関するお問い合わせ先:
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 広報部 野見山
電話:03-6238-8395 FAX:03-5213-6990 E-Mail:Yuko.Nomiyama@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press

Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

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「Oracle OpenWorld Tokyo 2006」
2006年3月1日(水)〜3日(金)東京国際フォーラム(東京・有楽町)にて開催
メインテーマ「TURNAROUND JAPAN 〜事業再生とITの役割〜」
詳細Webサイト:http://www.oracle.co.jp/openworld/

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