日本の南で起こる「南海トラフ巨大地震」 いつ起こってもおかしくありません。
皆さん、地震・津波対策は万全ですか。今すぐにできる「5つ」の対策をご紹介します。
目次
- 南海トラフ巨大地震とは
- もし地震が起こるとどうなるのか
- 簡単にできる、5つの地震・津波対策
- 南海トラフ巨大地震 緊急地震速報シミュレーション [動画]
南海トラフ巨大地震とは
駿河湾から日向灘沖にかけての、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境で発生するとされる大規模な地震のことを指します。前回から70年以上経過しており、地震発生が切迫しているとされています。
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/index.html
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/nteq.html
気象庁の資料より一部加筆
もし地震が起こるとどうなるのか
静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、隣接する広い地域で震度6級の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/assumption.html
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/study-panel/eew-hyoka/07/EewSim/
気象庁の資料より一部加筆 / 画像は本団体作成
簡単にできる、5つの地震・津波対策
①備蓄品・防災グッズを準備する
非常時の水、食料や懐中電灯やラジオのなどの非常持ち出し品を用意しておきましょう。避難生活を余儀なくされた時に役立ちます。
②室内に『安全スペース』をつくる
家具やものが「落ちてこない」「倒れてこない」「移動しない」スペースをつくりましょう。また、家具は必ず固定しておくことが大切です。
③避難経路・連絡手段を共有する
避難に行く際に危険な場所はないか、地盤が緩い場所はないかを確認した上で、ご家族や親戚の方々と避難経路を確認しておきましょう。また、連絡手段も共有しておきましょう。
④玄関に頭を守れるものを置いておく
万が一玄関にいる時に地震が起きた場合、瞬時に安全な場所に移動することはできません。机の近くにいるときに必ず地震が起こるわけではありません。座布団など、頭を守るものを玄関に置いておくことも実は大切なのです。
⑤訓練に参加する
避難経路を実際に歩いてみたり、避難所までどれくらいの時間と距離を要するのかを確認してみましょう。また、下に掲載しているような「緊急地震速報シミュレーション動画」を視聴するなどし、実際に地震や津波が発生した際に、どのように放送されるかあらかじめ把握しておくことも非常に大切です。
南海トラフ巨大地震 緊急地震速報シミュレーション
この動画を見て、「いざ地震が起こったときに何ができるか」を考えてみてください。早めの対策が皆さんの命を守ることにつながります。
是非チャンネル登録よろしくお願いします。