電子レジスター(*)「カシオ」のシェアがトップ。 「2019年電子レジスター調査」

マーケティング・リサーチを手がける株式会社RJCリサーチ(本社:東京都新宿区、代表:守住 邦明)は、この度、電子レジスター(*)の利用状況調査を実施しましたので、調査結果をお知らせします。
本調査は2003年以来、毎年継続して実施しております。

*電子レジスター…POSシステムなどに連動されずに、主に単独で使用されているレジスター

図表1 電子レジスターシェア推移

◆『電子レジスターのシェアNo.1は「カシオ」。17年連続でトップ。』
単独利用の電子レジスターは調査を開始した2003年以来、「カシオ」が17年連続でトップを維持しています。
電子レジスターを単独利用している187事業所のうち、95事業所(50.8%)が「カシオ」の電子レジスターを利用し、2位の「シャープ」(15.5%)を大きく引き離しています。2位以下は「シャープ」と「TOWA」、「東芝テック」がシェアを争っています。

図表1 電子レジスターシェア推移

図表1 電子レジスターシェア推移

業種別にみると、「カシオ」電子レジスターのシェアは小売業・サービス業で5割を超えるシェアを獲得しています。

図表2 業種別電子レジスターシェア

図表2 業種別電子レジスターシェア

調査概要

調査方法:電話調査
調査期間:2019年5月20日~5月28日
調査地域:札幌市、仙台市、
     首都圏(さいたま市、千葉市、東京都区部、横浜市、川崎市)、
     名古屋市、近畿圏(京都市、大阪市、神戸市)、
     福岡地区(北九州市、福岡市)
調査対象:小売業、飲食店、サービス業の3業種の中から、
     電子レジスターを所有し、レジスターがPOSシステムなどに
     連動されずに、主に単独で使用している事業所
サンプル数:200事業所
抽出方法:調査対象条件を有する業種の事業所数の構成比に準じて
     業種の設定サンプル数を決定
     (平成28年「経済センサス」産業分類、中分類の事業所数より)。
     次に抽出台帳を電話帳とし、対象業種に該当する事業所を無作為に抽出。

株式会社RJCリサーチ概要

1967年の創業以来、日本のマーケティング・リサーチ、世論調査の発展と共に歩んできたリサーチ・コンサルティングの専門機関です。官公庁、総合研究所、広告代理店など幅広いクライアントを有し、50年にわたる信頼と実績に裏付けられた最適な調査企画設計、確実な調査実施、鋭いデータ分析を提供しております。

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