オラクル、「Applications Unlimited」で5つの主要アプリケーション製品の最新版を提供

2007年1月31日ニューヨーク発 ―― オラクルは本日、6つの大陸で24時間にわたり開催したグローバルのイベント「Applications Unlimited」において、「Oracle E-Business Suite Release 12」、「PeopleSoft Enterprise Release 9.0」、「Siebel CRM 8.0」、「JD Edwards EnterpriseOne 8.12」、および「JD Edwards World A9.1」の5つの主要製品の最新版を発表しました。これまでにないこの製品発表は、現在の製品ラインに対する継続的な革新により顧客にさらなる価値を提供する「Applications Unlimited」へのオラクルの取り組みを示したものです。これら製品の開発にあたり、オラクルは顧客主導による開発強化項目を明確にし、製品が顧客のニーズに効果的に応えられるよう、すでにオラクル製品を活用している顧客企業やユーザー・グループから直接意見を収集しました。

オラクルの社長であるチャールズ・フィリップス(Charles Phillips)は、次のように述べています。「本日は、飛躍的に機能が強化された5種類の製品ファミリーを発表した重要な日となりました。これらの製品リリースは、オラクルの、業務別および業界別製品に対する顧客のこれまでの投資を保護、拡大するという戦略を実現したものです。またさらに『Applications Unlimited』プログラムによって、オラクルは次世代の機能を今日提供することのできる、IT業界最高のインフラストラクチャ技術を提供し、顧客にはライセンス契約を更新することなく好きな時にアップグレードを行うことが可能になります。これはソフトウェア業界では初めてのことです。」

【顧客主導の機能強化とイノベーション】
オラクルは顧客からの開発要求を理解し、新しい機能の優先順位を設定するため、CIO委員会、カスタマー・アドバイザリー・ボード、業界・製品戦略委員会、および広範なユーザー・グループ・コミュニティを含む、さまざまな顧客グループと密接に協力しています。これらのユーザー・コミュニティから得たフィードバックに基づき、飛躍的にアップグレードされた以下の新リリースが実現しました。
・「Oracle E-Business Suite Release 12」:最新バージョンのOracle E-Business Suiteにおいて、オラクルは18種類の新製品と2,443個所の機能強化を導入し、グローバル企業がグローバルな思考によって意思決定を向上し、グローバルな業務活動によって競争力を強化し、またグローバルな管理によってコスト削減とパフォーマンス向上を実現することを支援しています。詳細については「Oracle E-Business Suite Release 12」のプレスリリースをご覧ください。
・「PeopleSoft Enterprise Release 9.0」:オラクルはまた本日、「PeopleSoft Enterprise 9」の一部として提供される最新製品であり、主力製品でもある「PeopleSoft Enterprise Human Capital Management (HCM) 9.0」を発表しました。「PeopleSoft Enterprise Release 9」には2つの新製品と1,478個の強化項目が含まれています。「PeopleSoft Enterprise HCM」の最新版は、全社的な人材管理機能を提供し、また「PeopleSoft Enterprise 9」に含まれる他のアプリケーションと同様、「Oracle Fusion Middleware」を活用することによって、異なる技術やアプリケーションにより生じる課題に対処するための包括的、標準準拠のプラットフォームを顧客に提供しています。
・「Siebel CRM 8」:この「Siebel CRM」の最新版は、業界特化型のCRMに対するオラクルの投資を拡大し、企業による顧客主導のビジネス変革を促進する10種類の新製品と366個の強化項目を提供しています。この最新版は、新しいタスクベースのユーザー・インタフェース、エンタープライズ検索機能、SOA対応のCRM、さらにリアルタイムのインサイト(洞察)によりインテリジェンスをもたらす機能により、ユーザーによる採用を加速し、ビジネスの応答性を高め、またより大きな価値を企業に提供しています。
・「JD Edwards World A9.1」:「JD Edwards World」の10年ぶりのメジャー・リリースとして、この最新版は4つの新製品と1,297個の強化項目を持ち、顧客のコンプライアンス、業務の卓越性、技術改善、およびグローバル業務への対応を支援しています。
・「JD Edwards EnterpriseOne 8.12」:この「JD Edwards EnterpriseOne」の最新版は2006年春に提供され、食品および飲料業界向けの新しい「Operational Sourcing」モジュールを含む5つの新製品と291個の強化項目が含まれています。

業界をリードする機能強化の提供に加え、オラクルは自動アップグレード用スクリプト、充実したマニュアル類、トレーニングを受けた広範なパートナー企業によるエコシステム、および多様なエンドユーザー向け教育コースなど、導入の成功に必要なコンポーネントも提供しています。

【次世代の技術を今日提供】
「Applications Unlimited」の主要な要素として、オラクルが業界をリードするデータベースと「Fusion Middleware」テクノロジーを通じ、次世代技術を顧客の現在の環境に組み込みむことによって顧客に価値を提供することが挙げられます。これら「Oracle Applications」の最新版は、次世代の業務・役割ごとの分析、包括的なアプリケーション管理、統合、検索、マスターデータ管理、およびXMLベースのレポート機能を提供します。

例えば、オラクルの新しいアプリケーション製品ラインは全て業務・役割ベースの分析機能がありますが、これは異種混在システム間にわたって情報を検索し、「Oracle Portal」を通じて統一された画面表示する、あらかじめ定義された分析機能を提供するものです。また全ての「Oracle Applications」は、「Oracle Enterprise Manager」による管理に対応し、アプリケーション・サービスのパフォーマンスと質を高めるとともに、システム管理に必要なコストを削減しています。

次世代技術の主要な要素は、オープンかつ持続可能な統合を提供できることです。「Oracle Applications」は広範なWebサービスとビジネスイベントを提供することで、ビジネス・プロセスの設計を可能にし、さらにWebサービスのリポジトリを公開しています。またオラクルは複数の製品ラインにわたり、個別の業界ごとに、あらかじめパッケージ化され、持続可能な統合を提供しています。

【「Oracle Fusion Applications」への道】
また本日のイベントにおいてオラクルは、次世代のアプリケーション製品となる「Oracle Fusion Applications」の概要も発表しました。「Oracle Fusion Applications」は「Oracle Fusion Middleware」に基づき、業界初の完全標準準拠、かつSOAにより構築されたアプリケーション・スイートとして設計されています。「Oracle Fusion Applications」はWeb 2.0の設計思想をベースとし、ユーザーとパートナー双方の生産性を劇的に改善し、また同時に所有コストを大幅に引き下げることを目指しています。

● オラクルについて
オラクルは世界最大の企業向けソフトウェア会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com をご覧ください。

上記の事項は、情報提供を唯一の目的とするものであり、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料とはなりえません。オラクルの製品開発計画および今後の製品リリースの内容や時期は、さまざまな要因によって大幅に変化する可能性があります。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの裁量により決定されます。

ここに記載された情報は、オラクルもしくはその子会社または関連会社との契約に何らかの影響をも与えるものではありません。オラクルは、ここに記載された情報に関して一切の義務を負わないことをここに明示します。

● 商標登録
Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、及びSiebelは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の登録商標または商標の可能性があります。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 石川
Tel: 03-6238-8179 / Fax: 03-5213-6990 / E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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