日本オラクル、移動体通信向けソリューションをLinuxで提供開始
日本オラクル株式会社(本社:千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は、「Oracle9i Application Server Wireless Option for Linux」を2月26日より出荷します。これにより、移動体通信を利用したシステムの基盤をLinux環境で構築することが可能になります。
Linux版で初めて提供される「Oracle9i Application Server Wireless Option for Linux」は、携帯電話関連のコンテンツビジネスや、携帯電話を使った企業の営業支援システムを構築する際に必要なデバイスの認識やコンテンツ記述言語変換といった機能に加え、エージェント技術によるPush型配信機能や様々な管理ツールなどのソフトウェアを標準で提供します。これを、データベース管理システムとアプリケーションサーバーで構成される「Oracle9i for Linux」と組み合わせることによって、信頼性が高く、拡張性や柔軟性に富んだシステムを従来よりもコスト効率よく構築することができます。
日本オラクルでは、「Oracle9i Application Server Wireless Option for Linux」を提供することによって、UNIXやWindows環境で実現した移動体通信分野のソリューションを拡充し、Linux分野のビジネスに必要な、信頼性の高いシステムの確立を目指します。
「Oracle9i Application Server Wireless Option for Linux」について携帯電話をはじめ、様々な端末からのアクセスをサポートし、端末に応じたコンテンツを動的に変換して配信するためのソフトウェアです。ポータルを形成する多くの情報ソースを取得するために、HTML、XMLで記述されたコンテンツ、データベースやメール・サーバーなど多くのタイプの情報ソースを取り込む標準のアダプタが用意されています。また、トランスフォーマと呼ばれるコンポーネントにより、1つの情報ソースからCHTMLやHDML、MML、WML、VoiceXMLなど多彩な形式への動的変換が可能です。
価格:375万円/1CPU
対応プラットフォーム:Redhat Linux 7.1
■本件に関する報道関係お問い合わせ
日本オラクル株式会社 広報部 玉川
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