ITスキル習得の第一歩を支援する新認定資格『CompTIA Tech+』 日本語試験と教材を5月29日に提供開始
グローバルで活動をするCompTIA Inc. のCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長 Peter Schalkwijk)は、あらゆる業界で求められるITスキルを網羅したベンダーニュートラルな新認定資格『CompTIA Tech+』の日本語試験と教材を2025年5月29日より提供開始することを発表しました。
▼CompTIA Tech+
https://www.comptia.jp/certif/core/comptia_tech/

CompTIA Tech+は、個人、学校機関、そして企業向けに開発された認定資格で、幅広い技術知識と実践的なスキルを評価します。本認定資格の取得により、認定者は、テクノロジー関連職務で活躍するために必要な基本的スキルを習得し、自信をもって職務を遂行するための準備が整います。
CompTIA Tech+は、これまで多くの支持を集めてきた「CompTIA IT Fundamentals(ITF+)」の後継資格であり、エントリーレベルに求められるITスキルが網羅されています。
「今日の雇用市場においては、基本的なテクノロジースキルとデジタルリテラシーが不可欠です。CompTIAが持つ世界的な信頼性と、オンライン学習ソリューションスイートによる包括的なトレーニング体験を組み合わせることで、『CompTIA Tech+』は、ITスキルを証明し、テクノロジー分野での新たな可能性を模索するすべての方にとって、非常に価値ある資格となるでしょう。」とCompTIAは提案しています。
CompTIA Tech+は、主要なテクノロジーの概念や用語、基本的なインフラストラクチャ、アプリケーションやソフトウェア、ソフトウェア開発、データベースの基礎、サイバーセキュリティといった分野における基本知識を提供します。米国では、このような分野に関わるテクノロジー関連職は、今後数年間で全国平均の約2倍のペースで成長すると予測されており、2023年から2033年の間に最も成長が期待される職業の一つとされています。日本においても、これらの職種に対する需要が今後一層高まると予想されます。
また、CompTIA Tech+では、モノのインターネット(IoT)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)の導入を通じて、人工知能(AI)を含む新しいテクノロジーについても学びます。チャットボット、バーチャルアシスタント、生成AI、AIによるコードやコンテンツの生成といったAI関連の概念を幅広くカバーし、テクノロジーの未来とその社会的影響にも重点を置いています。
CompTIAが提供するその他の認定資格と同様に、CompTIA Tech+は、日本語のオリジナル教材が提供されます。
CompTIAは、IT業界の現在および未来の人材に対し、テクノロジー関連職でのキャリアアップに必要な経験とスキルを身につけるための認定資格やトレーニングをグローバルに提供しています。CompTIA認定資格は、世界中で360万人以上が取得しており、広く信頼されています。
【CompTIA, Inc. について( https://www.comptia.jp )】
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場となるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA(the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立しました。
2025年以降は、CompTIA, Inc. として、テクノロジー分野でのキャリアスタートまたはキャリアップの成功に必要なツールを提供することで、学生、プロフェッショナル、転職希望者が自身のポテンシャルを最大限に引き出せるよう支援をしています。私たちは、学校機関、パートナー、非営利団体、職業訓練センター、およびその他の組織との共通のコミットメントを通じてこれを実現し、次世代のテクノロジー人材の育成と資格認定に注力しています。
【CompTIA認定資格について( https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/ )】
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで360万人以上に取得されています(2025年4月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2023年1月現在、CompTIA Network+など14分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。