ブルーレイ（Blu-ray）プレーヤーの出荷台数は2015年に1億500万台へ

株式会社グローバル インフォメーションは、インスタットが発行した報告書「Global Blu-ray and DVD Players and Recorders (世界のブルーレイ（Blu-ray）およびDVDプレーヤー/レコーダー市場)」の販売を開始しました。

ブルーレイディスク(BD)の名前は、ディスクの読み取りに使用されるブルーレーザーに由来しています。ブルーレイディスク(BD)では、DVDで使用されるレッドレーザーより高密度の情報保存が可能です。ブルーレイディスクの最初のプロトタイプは2000年10月に発表され、最初のプレーヤー試作機は2003年に日本で発表されました。ブルーレイディスク(BD)はそれ以降、順調に技術進化をとげ、2006年6月に正式に発売開始されました。インスタットの当報告書によれば、2015年におけるブルーレイプレーヤーの出荷台数は1億500万台に達すると予測されています。

「DVDプレーヤーおよびレコーダーの出荷台数は、今後5年間にほとんどの地域において減少するでしょう。2015年までに、DVDレコーダーは、日本へのわずかな出荷以外は完全に市場から消えてなくなると思われます。」と、デジタルエンターテイメント部門の副社長であるNorm Bogenは話します。「ブルーレイレコーダーがDVDレコーダーに取って代わり、多くの消費者がディスクメディアではなく、大容量ハードドライブを備えたプレーヤーあるいはDLNA認定やその他のデジタルビデオコンテンツを保存するDMSを選択するでしょう。」

当報告書の内容：
•2010年における北米へのBDプレーヤーの出荷台数は、世界のブルーレイプレイヤー・レコーダー市場の38％を占めます。
•ブルーレイレコーダー市場はその大半を日本が占め、欧州はDVDレコーダーにおいて主要な市場です。
•2010年末には、15%以上のNetflixの加入者がブルーレイを選びました。
•中国のブルーレイ市場は、低価格のローカル規格CBHDにより停滞しています。

世界のブルーレイ（Blu-ray）およびDVDプレーヤー/レコーダー市場
Global Blu-ray and DVD Players and Recorders

http://www.gii.co.jp/report/cg215026-global-blu-ray-dvd-players-recorders.html
出版日 2011年09月
発行: インスタット

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