“福祉用具でひらく、新しい時代のケア”をテーマに「2024年度全国会議」を愛知県一宮市で10月18日・19日開催

2024-10-16 09:30

株式会社モリトー　代表取締役会長　森島勝美が代表理事を務める全国福祉用具相談・研修機関協議会は、2024年10月18日(金)～19日(土)に、愛知県一宮市にて「2024年度全国会議」を開催いたします。本会議では、「福祉用具でひらく、新しい時代のケア」をテーマに、高齢化が進む日本において、福祉用具が果たす役割の重要性について議論を深めます。また本イベントでは、福祉用具展示・無料体験会を併設し、皆様の介護に関する疑問や悩みを解消できる機会をご提供いたします。

人口減少社会における福祉用具の役割

高齢者人口が7％を超え日本が高齢化社会となった1970年以来、ゴールドプランや介護保険制度創設に代表される政策で介護サービスの量の確保と質の向上に取り組んできた私たちの社会は今、「生産年齢人口の急激な減少」という新たな課題への取り組みを迫られています。単身世帯、認知症、感染症など福祉介護サービスの重要性と必要性は増え続ける一方、それを支える働き手は減り続け、他産業への人材流出、看取りや腰痛などの精神的・身体的負担への対応が求められており、さらに対策を支える財源にも大きな制約を抱えています。

このような状況の中で、福祉用具に大きな期待が寄せられています。ICTや介護ロボットなど新たなテクノロジーも含め福祉用具の活用で私たちは社会をどのように変えていくのか、そのビジョンを語り合い、発信していくことは私たち協議会の大きな役割であり期待でもあります。「福祉用具でひらく、新しい時代のケア」をテーマとする本年の全国会議は、福祉用具を共通項に集う私たちの目指す、そう遠くない未来の姿を共有する機会となることを目的に開催します。