学生による「絵本修理プロジェクト」~地域連携×SDGs×保育~

~名古屋産業大学と姉妹校の名古屋経営短期大学のプロジェクト紹介~

学生による「絵本修理プロジェクト」スタート!~まだまだ使える!絵本の修理プロジェクト~

保育園や幼稚園では沢山の絵本があり、毎日多くの園児が絵本を楽しんでいます。
子どもが扱っているうちに破れてしまう事はよくあることです。
修理しながら、絵本を長く使えるようにする事も保育者として大切な仕事です。

12月には尾張旭市図書館の職員の方をお招きして、絵本を修理する際の注意事項や破れてしまった絵本の修理方法について指導いただきます。その後、預かった絵本は子ども学科の学生、そして名古屋産業大学の学生が修理をして保育園にお返しします。

姉妹校の名古屋産業大学は令和3年5月のSDGs宣言以来、様々な取り組みをしてきました。今回は「SDGs目標⑫つかう責任・つくる責任」にあたり、絵本を長く使い、また再生することに取り組みます。現代社会で注目され、環境省も推奨している「Renewable」の活動にも繋がります。

絵本の修理方法を指導いただく尾張旭市図書館、絵本を修理する名古屋経営短期大学と名古屋産業大学、修理した絵本を大切に使う尾張旭市内の幼稚園・保育園と協力して「SDGs目標⑰パートナーシップで目標を達成しよう」に取り組みます。

学生による「絵本修理プロジェクト」第二弾!~保育園から修理する絵本をお預かり~

尾張旭市にある本地が原保育園、藤池保育園、西部保育園の3つの保育園の園児から本学の学生へと絵本が手渡しされ約60冊の絵本を預かってきました。
実際に園児とコミュニケーションを図り、保育園を体験できる機会だったので子ども学科の鈴木妃美さん(大府高校出身)、山本永さん(中津商業高校出身)、浮谷祐夏代さん(菊華高校出身)、松浦花穏さん(菊華高校出身)、根田彩愛さん(菊華高校出身)、山口夢姫さん(瀬戸北総合高校出身)が保育園へ足を運びました。絵本を手渡しされた学生は「(この絵本)懐かしい!」「こんなになるまで読むんだね」「頑張って直さなきゃね」などと話していました。
お預かりした絵本は12月8日(金)に修理をして、各保育園へお届けする予定です。

学生による「絵本修理プロジェクト」第三弾!~絵本の修理方法を学ぶ~

尾張旭市図書館の松下様から「絵本の修理方法」について、お話ししてもらいました。
「水に濡れた本」は1ページごとにティッシュペーパーを挟んで冷蔵庫に入れて修理することや、「落書きのある本」はクレヨンの落書きならアルコールを着けて拭くと綺麗になるが、ボールペンなどの場合は修理が難しいなど、修理方法をレクチャーいただきました。
参加した学生からは「テープ以外の修理を初めて経験した」や「これで、もう少しの間使えるようになるかな」「何冊かやっているうちにだんだんコツがわかってきた」などの声があり、貴重な経験と共に良い学びの機会となりました。

学生による「絵本修理プロジェクト」第四弾!~修理した絵本を保育園へお届け~

最後となる第四弾は、子ども学科と経営専門職学科の学生が修理した絵本を保育園へお渡しした様子についてお伝えします。修理した絵本は尾張旭市にある、本地が原保育園、藤池保育園、西部保育園の3つの保育園へお届けしました。絵本をお渡しするときには、「出来るだけテープを使わずに、のりやボンドを使って直しました」「本のこの部分に厚紙を入れて強くしました」「破れたページには画用紙を継ぎ足して、絵を書き足しました」など、どのように修理をしたかを、園児に話し、最後に「みんなで、大切に楽しく使ってくださいね」と願いを込めたメッセージを学生から伝えました。
今回のプロジェクトを通して、地域連携やSDGsに触れると同時にモノを大切に扱い、修理する事を学びました。


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