南魚沼産コシヒカリと国際大学がオニギリを共同開発! “ONIGIRI”と「南魚沼産コシヒカリ」を世界中に広めます!
“ONIGIRI”国際化計画2018進捗状況報告
今年度、南魚沼市では南魚沼産コシヒカリの販売促進事業として、市内にある国際大学との共催により各種イベントを開催しました。
題して「握飯国際化計画~INTERNATIONAL“ONIGIRI”PROJECT~」。
本計画の目的と最終目標、現在までの進捗状況等を下記のとおり報告します。
計画の目的・目標
日本人のソウルフード「おにぎり」に、南魚沼市の特産品「南魚沼産コシヒカリ」と「国際大学のアイデア」を加え、国際色豊かな“ONIGIRI”を開発します。
開発した“ONIGIRI”を利用した各種イベントの開催や情報発信による「南魚沼産コシヒカリ」の更なる認知度向上と新たな支持層の獲得を目的とします。
また、“ONIGIRI”を世界共通語とし、「南魚沼産コシヒカリ」を世界中に広めることを最終目標とします。
計画の進捗状況
1.計画の発端
2017年7月に開催された南魚沼地域振興局主催の「南魚沼産コシヒカリ・ブランド力向上研修会」の講師、株式会社金子商店 代表取締役社長 金子 真人さん(五ツ星お米マイスター)からいただいた助言・提案をきっかけに本計画がスタートしました。
2.“ONIGIRI”開発
国際大学に在学中の留学生(12か国24名)が出身国・地域ごとのチームに分かれ、全8種類の“ONIGIRI”を開発しました。
2017年12月の開発メンバー募集開始から4か月間あまりの研究・試作期間を経て、4月8日(日)に校内での試作会を実施しました。
3.国際握飯祭~INTERNATIONAL“ONIGIRI”FESTIVAL2018~開催
5月12日(土)に開催された国際大学主催のイベント内において、来賓をお招きしての「“ONIGIRI”発表会・表彰式」、一般来場者への「“ONIGIRI”提供」を実施しました。
南魚沼市長、国際大学学長をはじめとした来賓も、試食された市民の皆さんも、斬新なアイデアやインパクトのある外見・香り・味に驚きつつ、笑顔で“ONIGIRI”を頬張っていました。
4.“ONIGIRI”レシピの改良
今後、“ONIGIRI”を広く周知・提供するために必要な再現性・生産性・簡易性の向上を目的に、eat plan代表 千喜良 たまきさん(管理栄養士・南魚沼市在住)からオリジナル・レシピを監修、改良していただきました。
5.国際握飯祭~八色の森市民まつりの巻~開催
10月7日(日)、八色の森公園を会場に開催された八色の森市民まつりの屋台村において、出品協力店舗(魚沼里山農園、ファミリーダイニング小玉屋、JA魚沼みなみ薮神支店)の皆さんのご協力により4種類の“ONIGIRI”を販売しました。
当日は朝からの雨にもかかわらず、10時から販売を開始した“ONIGIRI”は正午を待たずに完売。スタンプラリーも好評で、4種類すべての“ONIGIRI”を購入された方も多くいらっしゃいました。
今後の事業展開
1.市内での普及促進
一般家庭での普及はもとより、インバウンド対策としての利用、製造販売業者による商品化などの目的のため、観光協会・商工会・農業者団体など幅広くレシピを提供します。
2.国内外への情報発信
「南魚沼産コシヒカリ」の販売促進ツールとして国内に広く周知するため、首都圏などでのイベント開催やリーフレットの配布等を実施します。
また、“ONIGIRI”を寿司、ラーメンに続く代表的な日本食に育てるべく、更にハンバーガーやピザ、パスタと肩を並べることを目標に、海外への情報発信も積極的に行います。
3.品揃えの拡充
次年度以降も国際大学や関係機関と協力し、“ONIGIRI”の品揃え拡充に努めます。
特に今年度提案のなかったヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアの“ONIGIRI”開発に重点を置き、「“ONIGIRI”で味わう世界一周旅行」の実現を目指します。
最後に
本計画の進捗状況報告は以上となります。
今後の握飯国際化計画の活動にもどうぞご期待ください。