「ビル再生100の物語」個性派オフィスのススメ

ビル再生100の物語 第45話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

築古で立地もぱっとしないビルが、大したお金もかけずに満室稼働している!?

中小ビルもテナント需要が回復してきた感がありますね。

でも、これも一時のことで、また苦しい時代がやってくるんじゃないか?

ウチのビルも年々古くなって、この先はどうしたらいいんだろう?

と不安を抱えるオーナーさんも多いのではないでしょうか?

中小ビルは、テナントが埋まらない、ビルを直すお金がない、その結果、余計他のビルより見劣りしてさらにテナントから敬遠される、そんな悪循環に陥っていることが多いです。

そんな中小ビルはどうしたらいいのでしょうか?

ここでひとつ朗報があります。

中小規模でも、古くても、立地が悪くても、テナントから人気になっているビルがあります。

しかも、新築そっくりに大改修したりしたわけでもありません。

築古で立地もぱっとしないビルが、大したお金もかけずに満室稼働している。

そんな風に自分のビルもしてみたくないですか?

その秘密は、貸室の内装の「個性」と「雰囲気」にあります。

 
 

これまでは、タイルカーペットに白い壁と無機質な蛍光灯のオフィスばかりでした。

どのビルを見ても全部同じような内装ばっかり。

ビル探しをするテナントにとっては、いくつもビルを見て回るうちにどれがどの物件だったかわからなくなってしまうほどです。

そんな中、カフェやギャラリー風、自宅のリビングのような居心地のいい雰囲気をオフィスに求めるテナントが増えています。

以前からこの傾向は密かにありましたが、最近特にオシャレなシェアオフィスで起業する人が増え、事業が軌道に乗って自分の独立したオフィスを探す時にも「個性的」で「雰囲気のいい」オフィスを探すことが多くなりました。
(これらをまとめて「個性派オフィス」と呼ぶことにします。)

でも実際にオフィス探しをしてみると、どこも従来の殺風景な物件ばかり。

 
 
 
 

自分で内装を変えられることは分かってはいますが、お金もかかるし解約時に原状回復もしなければいけません。それに内装の雰囲気を自分で指示して作ってもらうようなこともやったことがありません。出来上がったものを見て選びたいのです。

「最初からいい雰囲気に仕上がっているオフィスってないですか?」

最近よくこういうことを聞かれます。

でもこうしたオフィスはまだまだ少なく、求める人にとっては貴重な存在なのです。

だから、築年数や立地よりも、「個性派オフィス」に人気が集中します。

こうしたビルは、たとえテナントが解約になっても次の募集に困ることもありません。

中小ビル、特に安定的なビル経営がしたい個人オーナーさんのビルにはオススメです。


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