出版受発注プラットフォーム「一冊！取引所」が実質値下げでより参加しやすく！出版社向け月額プランを改定

書店と出版社をつなぐクラウド型受発注サービス　登録冊数を無制限にするなど機能強化！書店向けは変わらず完全無料

2021-03-03 11:00

株式会社カランタ(本社：東京都目黒区、代表：蓑原大祐)は、“書店と出版社をつなぐクラウド型受発注サービス”「一冊！取引所」の出版社向けプランを、2021年3月1日(月)より改定いたしました。登録冊数の制限を撤廃するなど機能を強化しながら、複数あったプランを一本化して、実質値下げとなる「月額9,800円＋税」にてサービス提供をいたします。なお、書店ユーザーの利用は、変わらず完全無料での提供となります。
コロナ禍で加速するウェブ出版営業・販促の大きな変化にどの出版社も乗り遅れることがないよう、このツールをより安価に提供することで、気軽にご利用いただける環境づくりを目指しています。

「一冊！取引所」： https://1satsu.jp

新プランの概要・プラン改定のポイント

・9,800円～49,800円まで4種類あった出版社向けプランを、月額9,800円＋税に一本化。
・年間に登録可能な新刊書籍の冊数制限を完全撤廃し、新刊既刊問わず、登録無制限に。
・一斉メール配信機能「一括！営業」の送信回数制限を撤廃し、随時利用可能に。
・新たに「FAX送信」サービスが利用可能に。(別途送信手数料がかかります)
・「BooksPRO」との連携により同サイトからの直接受注が可能に。(3月下旬より開始予定)
・「書店向けWeb商談会」へ「オンライン発注機能」を提供したことで受注機会が拡大。
・今後、決済機能や倉庫機能を開発実装し、参加社へ直取引代行サービスを提供予定。

「一冊！取引所」出版社向けパンフレット： https://storage.1satsu.jp/material/pamph-publisher-web.pdf

一冊！取引所とは

2020年6月にオープンした「一冊！取引所」は、書店と出版社をつなぐ、クラウド型受発注プラットフォームです。コロナ禍で営業活動が制限されるなか、双方にとっての新たな出会いの場として、オンラインで様々なやりとりを完結できるサービスを提供しています。パソコンだけでなくスマホやタブレットにも対応しているため、従来型の電話やFAX、メールで行う受発注よりも手間なく簡単にコミュニケーションができ、すきま時間での注文処理や情報更新を手軽に行うことが可能です。
2021年3月1日現在の利用ユーザー数は、出版社51社、書店542店です。

・一冊！取引所とは： https://1satsu.jp/about/
・参加出版社一覧　： https://1satsu.jp/publisher/
・参加書店一覧　　： https://1satsu.jp/bookstore/

「BooksPRO」との連携による同サイトからの直接受注ついて

書店向け出版情報ポータルサイトBooksPRO(運営：一般社団法人日本出版インフラセンター出版情報登録センター)が3月末より順次ローンチ予定の「受発注サイトとのシステム連携」について、「一冊！取引所」も参加することが決まりました。これにより、同サイトに書誌があり、かつ「一冊！取引所」にも登録されている書籍について、書店はBooksPRO経由での発注が可能となります。

・BooksPRO2021　新機能と活用術： https://jpro2.jpo.or.jp/movies-202102.html

「書店向けWeb商談会」への機能提供について

「書店向けWeb商談会2021春」(主催：書店向けWeb商談会実行委員会）に、「一冊！取引所」のエンジンを活用し、「商談せずとも注文ができる」注文受付機能を提供することになりました。会期は、2021年4月5日(月)から 4月23日(金)までの3週間です。期間中は、「一冊！取引所」内に商談会PR用の特設ページを開設。出展社のおすすめ書籍をジャンルごとにまとめた「合同注文書ページ」や、出展社と企画アイデアから出し合った「合同フェアページ」を用意。出展社に対する書店向け販促PRの支援もあわせて実施いたします。

・書店向けWeb商談会ホームページ： https://dms838.wixsite.com/web-shodankai

成長しつづけるシステム

「一冊！取引所」は、クラウド型のプラットフォームで、パッケージ型のソフトではないため、エンジニアが開発する機能が、日々続々とアップデートされていきます。また、大資本のシステムデベロッパーや流通会社が提供するような「完成されたシステム」を一方的に提供するものではなく、書店と出版社の現場が、使いたいと思えるプラットフォームであることを第一とし、ユーザーからの声を改善につなげていくため、可塑性、柔軟性のある開発体制を取っています。現場の意見を吸い上げて、現場の血が通った「成長しつづけるシステム」、それが「一冊！取引所」です。