人生100年時代、白髪のある人生も楽しみたい!  「グレーヘア」にしてみたい人、39.7%  ブロンドなど淡く色を入れる「ネオグレーヘア」に注目

シリーズ「人生100年時代」

「人生100年時代」の今。長い人生をよりよくするには、何が必要なのでしょうか? 今回は、人生において長いおつきあいとなる「白髪」にフォーカス。大多数の人にとって、白髪は「隠したい」「あってほしくない」ものであり、「白髪がない=自分のベストな状態」という意識が強いことがわかりました。また、近ごろ話題となっている、白髪を生かした「グレーヘア」についてもリサーチ。言葉の認知度は85.2%に及び、「老けて見えそう」という心配はあるものの、自分でも試してみたいという人は39.7%という結果に。ほかに、どうせ白髪を染めるなら、黒や茶色だけではなく、もっと自由な髪の色にしてみたいという人も目立ちました。

ダイジェスト

グレーヘアは素敵だけれど、今すぐは抵抗あり!?
8割の人が、鏡に映ったときに「白髪」が目立ってがっかりした経験あり!
「グレーヘア」にしてみたい人39.7%、自由な髪色も流行りそう!?

「グレーヘア」知ってる?

グレーヘアは素敵だけれど、今すぐは抵抗あり!?

グレーヘアとは、「白髪を染めて隠すのではなく、白髪を生かして楽しむヘアスタイル」のこと。グレーヘアを選択するタレントやモデルが注目を集めていることもあり、言葉の認知度は85.2%と関心の高さがうかがえます。しかし、グレーヘアのイメージを「自然体で自分らしい」45.3%と前向きにとらえつつも、「老けて見えそう」33.5%と不安に感じる声も少なくありません。実際、いずれ白髪染めをやめたいと考えている人は46.1%いるものの、グレーヘアをはじめる時期については、60代以上という回答が69.3%。「シワが増えて白髪のほうが似合うようになったら」(50代・パート)、「年齢的に〈おばあちゃん〉になったら」(60代・パート)など、「もう少し先のこと」ととらえている人が目立ちました。やはり「白髪=老け」の印象が強く、今すぐトライするには抵抗があるようです。

白髪を隠したいですか?

8割の人が、鏡に映ったときに「白髪」が目立ってがっかりした経験あり!

白髪がある人のうち、「白髪を隠したい」という回答は87.3%。大多数の人にとって、白髪は「あってほしくない」ネガティブな存在であることがわかります。また、「鏡に映ったとき、白髪が目立ってがっかりした」経験がある人も83.0%に。白髪は自覚していても、あらためて鏡で見ると思った以上に目についたり、自分の加齢を目の当たりにしたりして、ショックを受ける人が多いようです。さらに、白髪が目立つときに行きたくない場所は、1位「女子会」49.0%、2位「結婚式などお祝いの集まり」48.5%、3位「同窓会」44.9%など、「おしゃれして行く場所」や「若いときの自分を知っている人たちと会う場所」が上位に。逆に、白髪を染めると「表情が明るく見える」(40代・フルタイム)「おしゃれをしたくなる」(50代・専業主婦)という意見が多く、白髪がない状態だと前向きな気持ちになったり、自信が持てたりするようです。

グレーヘアにしてみたい?

「グレーヘア」にしてみたい人39.7%、自由な髪色も流行りそう!?

白髪のあるなしにかかわらず、グレーヘアをやってみたいという人は39.7%。シニア世代に人気の「えがお美容室」のテルイタカヒロさんによると、グレーヘアに新たな進化が見られるそう。「最近は、白髪をまったく染めないグレーヘアだけでなく、地毛の黒、白を生かしながら、カラーリングでブロンド系、ブラウン系、薄いパープル系などの色を加えるネオグレーヘアも人気です。表情が明るく見えるので、家族や友人からの評判がいいという声をよく聞きます」。いわゆる白髪染めに比べ、染める頻度も範囲も少なくて済むため、頭皮や毛髪へのダメージが抑えられ、頭頂部のボリュームがアップしたり、髪のツヤが出やすくなるといったメリットもあります。
ほかに、若い世代の影響もあるのか、どうせ白髪を染めるなら一般的な黒や茶色などではなく、自由な髪色を楽しみたい人は37.0%と全体の1/3以上に。「白髪と合いそうなミルクティ色にしてみたい」(50代・フルタイム)、「ゴールドのインナーカラーをしてみたい」(50代・専業主婦)など、より幅広いカラーリングに積極的なコメントも目立ちました。

人生100年時代。どうせなら、白髪のある人生も楽しみたいという人が増えています。ネオグレーヘアは、白髪を生かして奥行きのある髪色を楽しめる、新しいグレーヘア。ファッションと同じように、年齢ごとのおしゃれを楽しむ選択肢のひとつとして、広がりつつあります。多様な髪色を楽しむ人が増えることで、自然のままの髪色の人も、カラーリングする人も、自分らしく自信を持っておしゃれを楽しめるようになりそう。そうなれば、白髪を今よりもっとポジティブな存在として受け入れることができそうですね。

アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1523人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2021年8月19日~24日
●「オレンジページくらし予報」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた“くらしの目利き”たちが数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて<次のくらし>を読み解いていくのが「オレンジページくらし予報」です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。

●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊35周年を迎えた生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=283,167部(2020年印刷証明付発行部数)。

グレーヘアのイメージは?
白髪でがっかりした経験は
自由な髪色にしたい?
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