地球環境概観 第5次報告書 の公開とクラウドファンディングの開始
危機的な温暖化・生物多様性損失から脱出して持続可能な地球へ!
一般社団法人 環境報告研は、国連環境計画(UNEP)の発行するGEO-5「地球環境概観 第5次報告書」をウェブにて公開すると共に、クラウドファンディングを開始しました。このクラウドファンディングへの支援でGEO-5を本としても入手できるようになります。GEO-5は、地球温暖化、生物多様性損失、窒素汚染などの地球環境の状況について述べ(上巻)、その解決策となる持続可能な社会にするための方策を示しています(下巻)。
クラウドファンディング開始の背景
以下に示すように地球はいくつもの危機的状況にあり、これらの状況をくい止めるには、温室効果ガスの削減の早期実現、および地球を持続可能な社会に転換することが必要です。そのためには、持続可能な社会に大転換する方策について説明しているGEO-5の下巻を、ウェブでの公開だけでなく、本としても出版して書店や図書館に配置することが望ましいと考えます。次の青いボタンから、その印刷資金を集めるクラウドファンディングのページに移行して、ご支援いただきますようお願い申し上げます。なお、ご支援いただくと、GEO-5を本として書店で購入する価格よりも安く入手していただけ、また多くの人々が手に取り、持続可能な社会実現への理解を深めることができます。
■ クラウドファンディング (10月5日で終了)
目標金額:250万円、
リターン:3000円の支援でGEO-5の下巻
(書店での税込3300円より安く入手可)
リターン:5000円の支援でGEO-5の上・下巻
(書店での税込6050円より安く入手可)
温暖化が加速している可能性あり
図1はNASAのホームページに掲載されている最新のデータですが、その移動平均気温を示す赤い線を見ると、世界の平均気温が曲線的に上昇している。つまり加速している可能性があります。(注意:最近の傾向でGEO-5には表記されていない)
地球は温暖化以外に多くの危機的状況を抱えている(上巻)
1.温暖化 ( 気候変動 )
→ 南極西側の氷床崩壊の可能性があり、
3.3mの海面上昇が危惧されている
2.生物多様性の損失
3.窒素循環への過大な人為介入
→ 窒素汚染により、温暖化と
生物多様性損失を早めている
4.海洋の酸性化
5.淡水使用
6.土地利用
加えて海洋プラスティック汚染も言及されています
IPCCと並ぶ重要な国連のGEO-5レポートが初めて全翻訳され公開
GEOは国連環境計画が数年毎に発⾏する最重要レポートで、英語版GEO-5は2012年持続可能な開発会議(リオ+20)に時期を合わせて発⾏されましたが、⽇本語版の発⾏はGEO-5が初めてです。GEO-5は、国連環境計画の下で世界600名の科学者が3年かけてまとめた地球環境に関する世界で最も権威ある報告書です。上巻(A4フルカラー290頁)、下巻(A4フルカラー290頁)
会社の概要
会社名 : 一般社団法人 環境報告研
所在地 : 兵庫県高砂市高砂町東宮町156
代表者 : 代表理事 青山益夫
設立 : 2013年1月
メールアドレス:info@hokokuken.com
URL : https://www.hokokuken.com
事業内容: 国連環境計画の最重要報告書であるGEO-5「地球環境概観第5次報告書」を翻訳して、限界点を超える危機的状況にある地球環境の現状(上巻)とその対策(下巻)について、ウェブ上で公開すると共に、本(現在は上巻のみ)を出版して皆様に伝えています。