TOKAIコミュニケーションズのクラウド・サービス基盤にオラクルの仮想ネットワーク製品を導入
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ、以下 日本オラクル)は本日、株式会社TOKAIコミュニケーションズ(本社:静岡県静岡市葵区常磐町、代表取締役社長:鴇田 勝彦、以下TOKAIコミュニケーションズ)が運営するデータセンターのネットワーク環境にオラクルの仮想ネットワーク製品群「Oracle Virtual Networking(オラクル・バーチャル・ネットワーキング)」の仮想化コントローラ「Oracle Fabric Interconnect(オラクル・ファブリック・インターコネクト)」を2011年に採用し、約1,200社の導入実績を有する同社のクラウド・サービスのネットワーク仮想化を実現したことを発表します。
TOKAIコミュニケーションズは、東名阪から岡山に延びる自社光ファイバ網を利用した企業向け通信サービス、情報システムのライフサイクル全般をサポートするインテグレーション・サービス、冗長化された2拠点のデータセンター(岡山・静岡)でのアウトソーシング・サービスを三位一体で展開するワンストップ・サービス企業です。同社の高信頼性データセンターを基盤に、仮想サーバーをはじめ、メール、社内ファイル・サーバー、データ・バックアップ、Webセキュリティ、グループウェアなどの各種クラウド・サービスを、約1,200社に導入した実績を有しています。
TOKAIコミュニケーションズは仮想サーバーやファイル・サーバーなどのプラットフォーム・サービスを提供する基盤の一部に、最大1,000台の物理サーバーに対応できる「Oracle Fabric Interconnect」を2011年に採用しました。また、クラウド・サービスを提供する基盤の拡張に向け、一筐体当り毎秒2.3 Tb(テラビット)の帯域を備えたオラクルのInfiniBand(インフィニバンド)スイッチ「Sun Data Center InfiniBand Switch 36」を導入し、「Oracle Fabric Interconnect」と連結させ、各サーバー間、ストレージやネットワークとの接続を束ね、接続構成を柔軟に変更可能なネットワーク仮想化環境を構築しています。その結果、物理結線の簡素化、高帯域による安定した運用を実現しました。
TOKAIコミュニケーションズは「Oracle Fabric Interconnect」の稼働にあたって、以下のポイントを高く評価しています:
-InfiniBandスイッチと連携し、高速化・大容量化を実現
-クラウドにおける仮想化環境の実現により、予測困難なトラフィック増減に対しても、帯域を十分確保
-シンプルな結線により、ケーブルの本数が70パーセント減少*し、増設時の煩雑さを緩和
- TOKAIコミュニケーションズ調べ
TOKAIコミュニケーションズにおける「Oracle Fabric Interconnect」を含めクラウド・サービス提供基盤の構築プロジェクトは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区霞が関、代表取締役社長:菊池 哲、略称:CTC)が担当しました。CTCがTOKAIコミュニケーションズのシステムを総合的にサポートしているため、迅速な対応、一元的な保守体制が可能です。
日本オラクルでは、2014年2月6日(木)にオラクルの仮想化基盤に関するセミナー「事例に学ぶ! Oracle 仮想化基盤セミナー」を開催し、オラクルの仮想ネットワーク製品の導入事例について紹介します(詳細:http://www.oracle.com/goto/jpm140206)。
●「Oracle Fabric Interconnect」の製品画像
http://japanmediacentre.oracle.com/ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=231
●「Oracle Virtual Networking」と「Oracle Fabric Interconnect」について
オラクルの仮想ネットワーク製品群である「Oracle Virtual Networking」は、企業のデータセンターにおける複雑な物理ネットワーク接続と従来の構成設定をソフトウェアにより制御することで、変化するビジネス・ニーズへの対応力と俊敏性を高めることができます。仮想化コントローラ「Oracle Fabric Interconnect」は、迅速に仮想ネットワーク環境を構築し、ファイバー・チャネル構成のストレージへの接続ができます。高速な機器間通信に対応した「InfiniBand」を採用し、合計で最大80Gbpsのネットワーク容量で、最大16,000の仮想ネットワーク環境を構築することが可能です。
http://www.oracle.com/jp/products/networking
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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