児童養護施設の子どもたちへの支援の輪を一歩ずつ広げる 「あしながサンタゴミ拾い大作戦」11月3日(日・祝)に実施
“支援とは寄付だけでなく、関心を持つことから始まる” ひとつのアクションが未来を変える!
一般財団法人 日本児童養護施設財団が運営するあしながサンタ運営事務局は、児童養護施設の子どもたちの支援活動として「未来につなぐ!あしながサンタゴミ拾い大作戦」を2024年11月3日(日・祝)に三軒茶屋駅周辺で実施いたしました。
今年の8月に24時間テレビでお笑い芸人の「やす子」さんがランナーをされてから、児童養護施設の子どもたちへの関心が高まっています。ただ、それと同時に「何をしたら良いかわからないです…」「寄付をしたいけど、自分自身の生活も決して余裕があるわけではなくて…」というお悩みも多く、実際に支援を行うことはハードルが高いと感じている方や何かしたくても行動できない方が少なくないのが現状です。
こうした人々の「何かしたい」という気持ちを形にするため、あしながサンタは「未来につなぐ!あしながサンタゴミ拾い大作戦」を企画。支援の第一歩を地域全体で踏み出し、街をきれいにする小さなアクションを通じて、社会貢献の輪を広げていきます。
今回、実施場所となった三軒茶屋駅周辺にお住まいの方を含む40名が全員で緑のサンタクロースになりきり清掃活動を行いました。笑顔でゴミ拾いに励み、大人も子どもも共に活動する様子は、街の風景を彩り、地域の方々の温かな注目を集めました。「一人ひとりが自分のできることで力を合わせることで大きな力に!」
清掃活動を行いながらあしながサンタの啓発を行いました。児童養護施設の実態と、支援の方法について紹介。道行く人々にも「支援とは寄付だけでなく、関心を持つことから始まる」ことを伝えました。
一度きりでは終わらない継続的な取り組みとして、あしながサンタはこれからも地域との繋がりを大切にしながら、社会貢献活動を続けていきます。
活動概要
・主催 :一般財団法人 日本児童養護施設財団 あしながサンタ運営事務局
・日にち :2024年11月3日(日・祝)
・時間 :午前10時30分~12時30分
・場所 :東急 世田谷線 三軒茶屋駅周辺
・主な活動内容:清掃活動
・参加者 :40名
・photo by 長瀬 巧樹 酒井 梨奈
活動に参加された方のコメント
あしながサンタゴミ拾い大作戦に参加することで、私自身が児童養護施設や子どもたちについて考えるきっかけになりました。児童養護施設や児童虐待などはニュースで目にすることはありますが、自分にできることはないと思い、自分ごととして考えることをしてきませんでした。今でも自分に何ができるのかわかりませんし、例えできることがあっても小さなことかもしれません。でも、一人ひとりが関心を持って、「どうしたら良いのか?」と考える社会になれば、少しづつ変わっていくと思います。まずはこうやってできることから続けていきたいと思います。
あしながサンタについて
あしながサンタ( https://ashinagasanta.org )は子どもたちのクリスマスプレゼント代が足りないという声から生まれた取り組みです。あしながサンタは全国の児童養護施設に対して、クリスマスの実態調査を行い、支援を希望する施設に対して、施設で暮らす児童一人当たりに毎年2,000円のクリスマスプレゼント代を支援しています。クリスマスに子どもたちの笑顔を増やしていくことができるよう、多くの方に子どもたちのサンタクロースになっていただくことをお願いしています。
また、あしながサンタは企業スポンサーも募っています。企業のCSRの取り組みとして、児童養護施設で暮らす子どもたちのあしながサンタのご支援をお願いいたします。
企業スポンサー窓口
一般財団法人 日本児童養護施設財団
日本児童養護施設財団は、全国の児童養護施設で暮らす子どもたちや、それを支える職員たちに対して、さまざまな支援を行っています。施設職員が立ち上げたこの財団は、子どもたちが安心して暮らし、夢を持って成長できる環境を提供するため、寄付やボランティア活動を通じた支援を広く呼びかけています。
一般財団法人 日本児童養護施設財団
HP: https://japan-child-foundation.org