日本オラクル、「Oracle9i Application Server」の強化版を出荷開始

日本オラクル株式会社(本社:千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)はEビジネスのインフラ構築に不可欠なプラットフォーム「Oracle9i」製品群のうち、アプリケーションサーバー製品の強化版「Oracle9i Application Server」Standard Edition、Enterprise Edition、Wireless Editionを2001年4月26日に出荷することを発表します。

XMLをサポートし、J2EEをベースにしたインターネットアプリケーションの構築が容易な「Oracle9i Application Server」は、高速で優れたWebサイトの構築、Webアプリケーションの迅速で効率的な開発と展開を実現するEビジネスのための統合型アプリケーションサーバーです。「Standard Edition」の他、大規模システム向けに「Enterprise Edition」、モバイルシステム向けに「Wireless Edition」の3種類で構成されます。4月26日に出荷されるSun SPARC Solaris版に始まり、HP-UX版、IBM AIX版、Compaq Tru64 UNIX版、Windows版、Linux版とそれぞれのプラットフォームに対応した製品を順次出荷予定です。

「Oracle9i Application Server」では、3階層のインターネットシステムでトランザクション速度を大幅に向上させるオラクル独自のキャッシュ技術「Oracle9iAS Web Cache」「Oracle9iAS Database Cache」を搭載しています。従来の静的コンテンツだけでなく動的コンテンツのキャッシングも高速に行う「Oracle9iAS Web Cache」、バックエンドのデータベースの負荷を軽減させる「Oracle9iAS Database Cache」のふたつの強力なキャッシュ機能を使用することにより、システム全体のスループットを大幅に向上させることができます。Oracleデータベースと連動したこれらのキャッシュ機能によって、Oracle9iプラットフォームはこれまでにない高いパフォーマンスとスケーラビリティを提供します。

また、従来のアプリケーションサーバー製品では実現できなかった「Enterprise Portal」構築機能を初めて導入しました。新機能では、企業ポータルの容易な設計を可能にし、BtoB、BtoCを問わずあらゆる事業分野において「Enterprise Information Portal」を実現できます。

さらに、Webブラウザを利用したビジネスインテリジェンスのためのツール「Oracle9iAS Discoverer」をEnterprise Editionに付加。大規模データベースの検索・分析を容易にし、意思決定を支援します。

Wireless Editionでは、携帯電話、PDAなどのモバイル端末とデータベースの静的、動的なアクセスを容易に実現する「Oracle9iAS Wireless(旧:Portal-to-Go)」の機能を強化したことで、ビジネスへのモバイルシステムソリューション導入を支援します。

価格:
●「Oracle9i Application Server Standard Edition」:
17万5,000円(25指名ユーザ)、64万円(1プロセッサ)
●「Oracle9i Application Server Enterprise Edition」:
100万円(25指名ユーザ)、384万円(1プロセッサ)
●「Oracle9i Application Server Wireless Edition」:
47万5,000円(25指名ユーザ)、500万円 (1プロセッサ、2001年12月31日までの特別価格)

4月11日(水)〜13日(金)まで千葉県・幕張メッセにて開催される「Cisco Wave」にて,日本オラクルのブースでは「Oracle9i Application Server」の優れたパフォーマンスや新機能を、デモンストレーションを交えてご紹介いたします。

■本件に関する報道関係お問い合わせ
日本オラクル株式会社 社長室 広報グループ 玉川

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