世界のセルベースアッセイ市場は、2012年に27億8,000万米ドル規模へ

株式会社グローバル インフォメーションは、ビジョンゲインが発行した報告書「Cell-Based Assays: World Market Prospects 2012-2022 (世界のセルベースアッセイ市場の展望：2012-2022年)」の販売を開始しました。

セルベースアッセイ（cell-based assays）の世界市場は、2012年に27億8,000万米ドル規模に達する見通しです。

2011年には、セルベースアッセイの75%以上が、第一次および第二次スクリーニングに使用されたと、ビジョンゲインでは推測しています。

ターゲットバリデーションおよびリード同定で使用される試験のほとんどは、セルベースアッセイです。

今後10年間、毒性試験用のセルベースアッセイが、同市場の成長を促す見通しです。

2010年には、この用途に用いられたセルベースアッセイは10%未満でした。ヒトの細胞を利用したセルベースアッセイは、人間に対する毒性を予測する上で、動物モデルよりも優位性があります。

当報告書では、セルベースアッセイ市場について、製品部門、サービス部門の予測を行っています。2010年にサービス部門は市場全体の25%未満の割合でした。

医薬品開発者が創薬にセルベースアッセイを利用する頻度は高まり、専門的なCROの恩恵をさらに受けることになるでしょう。また、CROは時間管理、コスト効率の面でも医薬品開発者に利益をもたらします。

セルベースアッセイサービス部門は、2016年まで市場全体よりも急速に拡大し、CAGR 15.9%で成長する見通しです。

ビジョンゲインの製薬業界アナリストであるRichard Langによれば、「セルベース試験の技術および装置は、この10年間に大幅に改善されてきました。

今後は、この装置の自動化および小型化が同市場をけん引する見通しです。それにより、セルベースアッセイは、ハイスループットスクリーニングで、今までよりも多く使用されるでしょう。3次元培養技術の開発が、こうした試験の生体内予測を向上させる見通しです。」

市場調査レポート: 世界のセルベースアッセイ市場の展望：2012-2022年
Cell-Based Assays: World Market Prospects 2012-2022
http://www.gii.co.jp/report/kt233145-cell-based-assays-world-market-prospects-2012-2022.html
出版日 2012年01月
発行: Visiongain

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel：044-952-0102
e-mail：jp-info@gii.co.jp
URL：http://www.gii.co.jp/topics/BO08_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F