嘉義市優良ブランド「嘉市好店」東京・名古屋で同時発売! 嘉義市長と日本人シェフ山下九氏が創作料理実演で商品PR
台湾嘉義市政府(黄敏恵市長)は3月11日、嘉義市の優良ブランド「皇鶴蜂蜜」「奮起福米餅」「湯城鵝行」「義興嘉釀」など4社の商品の日本初販売を「誠品生活日本橋」で発表し、東京都中央区にある「誠品生活日本橋」と「李さんの台湾名物屋台大須店(名古屋市)」で同日より同時に本格販売に着手しました。

黄敏恵市長は同11日、日本初販売を祝して港区赤坂にある【Bistro Q】のシェフ山下九(ヤマシタ ヒサシ)氏を特別に招待し、嘉義市の優良ブランド(嘉市好店)の商品を使用した料理「ガチョウ油かけご飯」及び山下シェフ独自のアレンジ料理「ガチョウ油チャーハン」を山下シェフが実演して披露しました。さらに、発表会場内で黄市長自らが試食し、来場者の皆さまに「阿里山の麓の都市」と言われる嘉義市の特産品の魅力を伝えました。

山下シェフが手がけたガチョウ油かけご飯及びガチョウ油チャーハンは「湯城鵝行」のエシャロット入りガチョウ油と「義興嘉釀」の台湾産黒豆しょうゆと組み合わせた創作料理です。日本のお米と卵との掛け合わせにぴったり。甘さと塩味が絶妙なバランスを生み、一口ごとに新たな美味しさを堪能できます。さらに「義興嘉釀」の辣椒醤(ラージャオジャン)を日本の食材と組み合わせ、絶妙な味わいを生み出します。
創意工夫が施された3種類の食べ方は、嘉義市の優れた製品と日本の食材との豊かな味覚の融合を表現しました。このほか、会場内では今回販売開始した商品である百年の歴史を持つ「皇鶴蜂蜜」のはちみつと「奮起福米餅」ドラゴンフルーツおこしの試食も行いました。
山下シェフは、「ガチョウ油は日本ではあまり使われない食材であり、料理に取り入れるのは非常に新鮮な方法である」と嘉義市の商品を評価しました。黄市長も、エシャロットのカリカリした食感が料理に層を加え、卵やネギと一緒に炒めることで、混ぜご飯のような庶民的な料理が「貴族のような幸福感」を味わえる料理へと生まれ変わったと述べ、さらに、おこしにドラゴンフルーツを取り入れたアイディアは創造的であり、色鮮やかで、蜂蜜をつけて食べると非常に美味しく、デザートとしてもぴったりだと2商品を推薦しました。
記者発表が行われた途中では、東日本大震災の発生から14年、地震発生時刻14:46に合わせ、嘉義市政府及び会場にいた全員により1分間の黙祷が行われました。黄市長は、「過去の台湾921大地震の際、日本から多大な支援を受けたことを振り返り、東日本大震災の際には、台湾より日本へ少しでも恩返しができました。今後も日台間の友情を深めたい」と述べました。
同発表会には、誠品生活日本橋の運営会社である株式会社有隣堂・松信健太郎代表取締役社長もご来賓として出席いたしました。
松信代表取締役社長は、この度販売される商品に関して、「大切に販売していきたい」と話したほか、「今後も誠品日本橋のプラットフォームを通じて、台湾の特色ある製品をさらに広め、日台間の交流と友好を深めていきたい」と今後の展望も語りました。

なお、嘉義市政府は3月11日から14日まで東京ビッグサイトで開催される「第50回 FOODEXJAPAN2025」に、厳選した8社の「嘉市好店」として(1) 林聰明沙鍋魚頭・(2) 義興嘉釀・(3) 皇鶴蜂蜜・(4) 三光米(股)公司嘉市分公司・(5) 聖保羅火共焙花園・(6) 奮起福米餅・(7) 里響珈琲・(8) 湯城鵝行の商品を展示しております。
