トイ・プードルがかかりやすい病気を一覧にしてみた!

日本で人気ランキングと飼われているランキング上位の大人気犬種トイ・プードルですが、「かわいい」と衝動飼いをして知識不足のため病気になったことに気づかず、気づいたときには治療ができないという事態になってしまうが年々増えてきています。せっかくお迎えしたのに悲しい結果となってしまわないように今回は、トイ・プードルがかかりやすい病気をご紹介いたしますので、是非参考にしてください!

トイ・プードルがかかりやすい病気を体の部位別でみてみましょう。
脳の病気

てんかん

目の病気

涙焼け
白内障
緑内障
PRA(進行性網膜萎縮症)

耳の病気

外耳炎

心臓の病気

僧帽弁閉鎖不全症

足の病気

膝蓋骨脱臼
レッグ・ヘルペス

皮膚の病気

皮膚炎
アトピー性皮膚炎
膿皮症

ホルモンの病気

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

特に気を付けておきたい病気の症状や予防方法

一覧で紹介した病気の中でも特に発症率が高く気を付けておきたい病気について、症状や予防方法と一緒にご紹介いたします。
一覧で紹介した病気の中でも特に発症率が高く気を付けておきたい病気について、症状や予防方法と一緒にご紹介いたします。

①てんかん

てんかんは、トイ・プードルがかかりやすいというより、100頭に1頭の割合でてんかんになると言われているほど全犬種でかかりやすい病気と言えます。一度てんかんを発症すると、繰り返し発作を起こすようになります。

症状

主な症状は以下の2種類があります。

全般発作
焦点性発作

全般性発作の場合

意識を失い、全身をピーンと突っ張っていたりガクガクさせてけいれんをする。時にはどちらも交互に起こる事もある。
足や顔の一部や全身の筋肉が瞬間的に「ピクッ」と大きく収縮する
突然力が抜けてしまい、勢いよく倒れる
上記の症状が起きず、突然短時間意識が無くなる

焦点性発作の場合

体の一部が突っ張り、突っ張っている場所が移動する事がある。
無意味だと思うような行動を繰り返す(口をくちゃくちゃ繰り返す、何もないのに視線を移動させるなど…)
腹痛や下痢のような症状がみられる。

予防方法

残念ながら予防方法はありません。しかし、てんかんは遺伝の可能性もあるといわれていますので、先祖にてんかんがある子がいないか調べておくことをおすすめします。

②副腎皮質機能亢進症

左右の腎臓の近くに存在する副腎が分泌する副腎皮質ホルモンが、過剰に分泌されてしまい、様々な症状を引き起こします。別名「クッシング症候群」とも呼ばれています。

症状

副腎皮質機能亢進症の症状は様々あり、主に下記の症状が現れます。

多飲多尿
食欲増加、肥満になる
お腹が膨らむ
皮膚の厚さが薄くなる
左右対称の脱毛(痛みはない)
皮膚が黒く変色している
筋力低下
睡眠時間が長くなり、強く起こさないと起きなくなる
合併症(糖尿や尿路感染症)

予防方法

副腎皮質機能亢進症は腫瘍性疾患なので効果のある予防方法がありません。ですが重症化して手遅れにならないように定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう!また、症状が見られたらすぐに病院で診てもらいましょう。

③PRA(進行性網膜萎縮症)

PRAは視力が徐々に低下し、進行すると失明に至る遺伝性疾患で、トイ・プードルも発症しやすいと言われています。

症状

犬が視力低下した際に見せる症状が以下の5点です。

においを嗅ぎながら歩く
暗闇では動くものに反応しない
不安そうにしている
物にぶつかる
目に光が反射しビー玉のような目に見える

特に初期は光が無い場所(夜間)などで症状が現れやすいです。物にぶつかり出すと症状が進行していてもうほとんど見えていない可能性があります。

予防方法

予防をする事はできませんが遺伝性疾患なので、先祖にPRAを発症していないかブリーダーに確認出来る場合は確認しておきましょう。他にも、遺伝子検査を行う、症状が出ていないか日頃チェックしておくなど、早期発見・早期治療が出来るように心がけましょう。

まとめ

トイ・プードルがかかりやすい病気についていかがでしたか?トイ・プードルにはかかりやすい病気が多くあり、その中でもてんかん・副腎皮質機能亢進症・PRAは予防方法もなく、症状が出ている事に気づきにくい病気です。
何かいつもと違うと感じた場合病院へ行き検査をしてもらう事で進行を遅らせる(止める)事が可能ですので、常日頃愛犬を観察しておくことが大切です!


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