薄膜バッテリー市場は、2017年までに36億米ドル規模へ

株式会社グローバル インフォメーションは、ウインターグリーン・リサーチが発行した報告書「Thin Film Solid State Battery, Printed Battery, and Smarter Computing Market Shares, Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2011 to 2017 (世界の固体薄膜電池、プリンテッドバッテリー、スマートコンピューティング製品の市場シェア、戦略、予測:2011~2017年)」の販売を開始しました。

薄膜バッテリーの分野では固体電池技術が急速に進化しつつあり、エネルギー密度が大幅に向上しているほか、これまで200回程度だった充電回数を4万回まで高めることも可能になっています。

薄膜バッテリー市場の成長を促している要素のひとつは、これまでにない機能を搭載したスマートコンピューティング技術によるビジネスの変革です。薄膜ソリッドステートデバイスの需要はセンサーネットワーク技術により生み出されています。

ベンダー各社は、2011年には収益が2倍以上に増加すると期待しています。薄膜バッテリーの市場は、生産能力の増強から、生産効率の向上、収益性の改善、そして市場の成熟化へと移行しています。

薄膜バッテリーのサイズ、形の柔軟性が、需要を拡大する重要な要因となっています。ロール・ツー・ロール生産技術は、ロール状のプラスチック材や金属箔を用いて電池を生産するプロセスですが、これにより薄膜バッテリーの低コストによる大量生産が可能となります。

市場の大きな流れは、携帯性に優れた製品、ネットワーク接続機能をベースにしたスマートシティ、スマートシティ内でのトラッキング技術、環境負荷の小さい製品へと向かっており、これが薄膜バッテリーやプリンテッドバッテリーの需要拡大をけん引しています。

様々な用途におけるスマートカードの普及も、需要を拡大するもうひとつの要因です。薄膜電池を動力源としたスマートカードは、カードサイズはそのままですが、共通データベースへの接続性が向上します。

市場調査レポート: 世界の固体薄膜電池、プリンテッドバッテリー、スマートコンピューティング製品の市場シェア、戦略、予測:2011~2017年
Thin Film Solid State Battery, Printed Battery, and Smarter Computing Market Shares, Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2011 to 2017
http://www.gii.co.jp/report/wg216974-thin-film-solid-state-battery-printed-battery.html
出版日 2011年10月
発行: WinterGreen Research, Inc.

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