保険証券の新しいカタチ ますます広がる「eco証券」を8割のお客様が”いいね!”
SBI日本少額短期保険株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長:五十嵐 正明、以下「当社」)は、2019年5月14日に、賃貸向け保険証券について従来の紙媒体ではなくWeb上で契約内容を確認できる「eco証券」機能の対象範囲をすべての新規契約へ拡大しました。
ご契約者様は当社コーポレートサイト内「マイページ」へログインいただくことで、いつでも家財保険の契約内容を確認することができます。
8割のみなさまが「紙でなくてもよい」
賃貸向け保険の新規契約者を対象としてアンケート調査を行ったところ、保険証券 の媒体について「Webのほうがいい」と回答いただいた方は全体の35%、「保険証券に代わるものでOK」と回答いただいた方は全体の45%という結果になりました。「保険証券は紙でなくてもよい」と考えている方は全体の8割にのぼることになります。
一方で、5人に1人の方は「絶対に紙の保険証券が必要」だと考えていることもわかりました。紙媒体での保険証券をご要望いただいた方(※)からは「賃貸住宅の管理会社へ提出しないといけないから」「学校・企業への提出が必要だから」といったご意見が多く、第三者へ証明する書類として提出を求められているケースがあることがわかります。
※当社では、さまざまな理由で「紙の保険証券が必要」という方のために、お申し出いただいたご契約者様に対して紙媒体の保険証券をお届けしています。
「eco証券」でできること
「eco証券」はWeb上での契約内容確認となるため、スマートフォン、パソコン、タブレットなど複数の端末で同時に情報を保持・閲覧でき、必要であれば表示画面を印刷することも可能です。自分に合った形態で情報を保存できることは「eco証券」ならではの利点といえます。近年では、自然災害の被害により「保険証券が焼失(流失)してしまったため保険に加入しているかどうかも分からない」とお問い合わせをいただくケースもあり、端末に情報を保存している場合はそういった緊急時にも対応が可能です。
一人ひとりに1台ずつスマートフォンが持てる時代、Web上で契約内容を照会できる「eco証券」は今後もますます広がりを見せるのではないでしょうか。
コラム:社会貢献活動としての「eco証券」
「eco証券」をはじめとするペーパーレス制度は、その削減効果により社会貢献活動としての側面もあります。
当社はすでに選択式で契約内容のWeb照会機能を導入していましたが、上記「eco証券」を2019年5月よりすべてのご契約に導入した結果、導入開始4か月間で保険証券発行枚数全体の79%を削減することができました。これは紙で保険証券を発行した場合に発生するCO₂を年間で約1396kg削減できる見込みであり、杉の木99本分の年間吸収量に相当します。
また、Web照会機能導入当時の2011年より東日本大震災被災者への進学支援奨学基金「公益財団法人みちのく未来基金」へ削減コストの一部を寄付しており、「eco証券」をご利用いただいているご契約者様と一緒に社会貢献活動へ努めています。