立命館大学と自然科学研究機構生理学研究所が連携協定を締結
スポーツ健康科学分野、脳機能イメージング分野での共創により、 ウェルビーイングの向上を目指す
立命館大学(京都府京都市、学長:仲谷善雄、以下、「立命館」)は、4月1日、大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市、所長:鍋倉淳一、以下「生理研」)と、スポーツ科学分野、脳機能イメージング分野および人文科学分野に係る連携・協力を促進し、日本および世界の学術および科学技術の振興と有為な人材の育成に資することを目的として、連携・協力の推進に関する協定を締結しました。
立命館は、スポーツ健康科学、理工学、生命科学、薬学、食科学、経済学、経営学など分野をこえた研究者による総合知で、生活習慣病の予防や健康・食・長寿を総合したQOLの向上に資するスポーツ・健康・ウェルフェア分野の研究拠点創成を目指して、立命館大学スポーツ健康科学総合研究所を4月に設置しました。
本協定により、システム脳科学分野における研究実績では他の追随を許さない生理研との協力関係の下で、スポーツ健康科学総合研究所をハブとした研究交流および人材育成を行い、あらゆる人の身体的・精神的・社会的健康の実現に主体的に取り組みます。そして、多様性と包摂性に優れた、誰もが健康的な生活を送ることのできる社会の実現を目指します。
■連携協定に基づく取り組み
1.共同研究等の研究協力
2.研究者・学生及び関連する職員の交流
3.人材の育成
4.研究施設・設備の相互利用
5.研究資源の相互利用
■仲谷善雄 立命館大学長のコメント
スポーツ・健康・ウェルフェア分野の研究において、ヒトの生体機能についての理解は必要不可欠であり、世界トップレベルの基礎医学研究を推し進める生理学研究所と連携をスタートできることを大変心強く思います。立命館は、この度の協定締結をふまえて、スポーツ健康科学総合研究所をハブに、こころとからだのメカニズム解明を目指した研究を進めることで、身体的・精神的・社会的に健康な社会の実現に寄与していきたいと考えています。