日本オラクル、「Oracle Database Appliance」の国内提供開始を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者: 遠藤 隆雄)は、低価格で使いやすく、高い可用性を実現するデータベース・アプライアンス「Oracle Database Appliance」の国内提供を本日より開始します。「Oracle Database Appliance」は、「Oracle Linux」を搭載する2ノードの「Sun Fire」サーバー・クラスターを用いて、「Oracle Database 11g Release 2」および「Oracle Real Application Clusters」を実装したアプライアンスです。
「Oracle Database Appliance」は、ソフトウェア、サーバー、ストレージ、ネットワークを一体化したアプライアンスとして、カスタマイズおよびパッケージされた幅広いOLTP*およびデータウェアハウジング・アプリケーションのデータベースに高い可用性を実現します。また、サーバーおよびストレージの障害発生時に、クラスタリング機能「Oracle Real Application Clusters」とストレージ管理機能「Automatic Storage Management」によりデータベースを保護します。
*Online Transaction Processing
「Oracle Database Appliance」は、搭載されたCPUの24個のコアを最小構成2個のコアから段階的に展開することができ、「Oracle Database」および関連ソフトウェアを事業や企業の成長に伴って拡張可能な「pay-as-you-grow」というユニークなソフトウェア・ライセンス形態を提供します。これにより、ハードウェアのアップグレードを行うことなく、ビジネスの成長に合わせてソフトウェアへの投資を変更することができるようになります。
「Oracle Database Appliance」は、自動検出型のシステム・モニタリング、ソフトウェアの簡易な実行、フルスタックの統合型パッチング、ハードウェア障害発生時の自動連絡などの機能により、高い可用性を実現し、データベース・アプライアンスの構築・維持に必要なコストとリソースを削減します。
オラクルの広範なパートナー各社は、「Oracle Database Appliance」が提供する利点を活用し、汎用かつ業界特有のアプリケーションを展開できるようになります。
◆本発表に向けたコメント
オラクル・コーポレーション シニア・バイスプレジデントのアンドリュー・メンデルソン(Andrew Mendelsohn)は次のように述べています。「企業は、データベース・ソリューションの購入、構築、カスタマイズに何万ドルものお金と膨大な時間をかけていますが、『Oracle Database Appliance』を用いることで、単一ベンダーによる可用性の高いシステム上に世界をリードするデータベースを利用することができます。データベース・インフラストラクチャの設計および導入におけるリスクを軽減することで、アプリケーションのデータベースに高い可用性を求める中小企業および企業部門にとって理想的な製品となりました」
オラクル・コーポレーション ワールドワイド・アライアンス&チャネル・アンド・エンベデッド・セールス担当バイスプレジデントのジャドソン・アルソフ(Judson Althoff)は次のように述べています。「オラクルのパートナー各社は、大量販売が可能な、差別化できるソリューションを求めています。『Oracle Database Appliance』は、シンプルなユーザー・エクスペリエンスと「pay-as-you-grow」の価格設定を組み合わせており、こうしたニーズに合致したソリューションです」
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田、玉川
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
- OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
●参考資料:「Oracle Database Appliance」
販売パートナー一覧(五十音順)
・株式会社アシスト
・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
・SCSK株式会社
・エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社
・新日鉄ソリューションズ株式会社
・ダイワボウ情報システム株式会社
・東芝ソリューション株式会社
・日本NCR株式会社
・日本電気株式会社
・パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
・日立システムズ株式会社
・株式会社日立ソリューションズ
・菱洋エレクトロ株式会社
価格
・5,710,000円(税込/ハードウェア構成のみ/保守費用は含まれません)
主な特長
・1つのシャーシに完全に統合されたデータベース・アプライアンス
・簡易なセットアップ、インストール、モニタリングを実現
・「Oracle Database Enterprise Edition 11g」の機能が利用可能
・「Oracle Real Application Clusters」または「Oracle Real Application Clusters One Node」による高可用性構成
・「Oracle Automatic Storage Management」によるディスクアクセスの最適化
・「Oracle Enterprise Manager」によりGUIベースのデータベース運用管理が可能
・「Oracle Linux」がハードウェアにバンドル
・サーバー・モジュール2台に24個のプロセッサ・コアを搭載
・合計192GBのメモリー、73GBのSSDを4台搭載
・各種コンポーネントはホットスワップ対応で冗長化
写真
・http://japanmediacentre.oracle.com//ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=181