医療翻訳アプリ「Dr. Passport」を公益事業へOEM提供
~在日外国人の診療時の言語障壁を緩和~
株式会社マイス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長崎 聡子、以下 マイス)は、一般財団法人ザ・ブラフ・クリニック(神奈川県横浜市、代表:Gilles Gaury、以下 ブラフクリニック)の行う公益事業に賛同し、多言語症状翻訳アプリ「Dr. Passport」を「Bluff Clinic Medical Passport」としてOEM開発し、2018年2月1日より同財団を通じて在日外国人の方々に提供致します。
提供の背景
ブラフクリニックは、神奈川県横浜市において、永年にわたりバイリンガルによる診療を行うとともに、在留外国人のために様々な適切な公益プログラムをサポート、提供をしております。マイスは、2015年より同プログラムを通じ、地域の外国人の方々に、英語版症状翻訳冊子を提供しておりましたが、居住者の国籍の多様化にともない、より多くの言語に対応する必要性が出てまいりました。
今回、ブラフクリニックの要請を受け、マイスの持つ13言語対応症状翻訳アプリ「Dr. Passport」を元に、日本語への翻訳に特化した「Bluff Clinic Medical Passport」をOEM開発いたしました。同アプリは、ブラフクリニックの公益事業の一環として、在日外国人の方へ無料で提供されます。
「Bluff Clinic Medical Passport」の概要
OEM提供のベースとなる「Dr. Passport」は、受診時の受付表、問診表に相当する内容を自国語で入力、保存し、日本語で表示できるスマートフォンアプリケーションです。2,000種の症状から選択し、経過や状況なども詳しく入力することができます。また、身長、体重、血液型はもとより、既往、現病、アレルギー、予防接種歴など、診療に必要と思われる個人情報も保存、表示ができるとともに、病院や薬局で用いる定型会話集も備えています。さらに、通信を確保できない環境でも動作できるようオフライン動作します。
今回OEM開発した「Bluff Clinic Medical Passport」では、在留外国人の方が、日本の医療施設を受診する際に、言語障壁により十分な状況の伝達を行えない問題を緩和するために、母国語を12種の外国語から選択し、対訳言語は日本語のみという翻訳機能に限定しています。
「Bluff Clinic Medical Passport」は、App Store(iOS)、Google Play(Android)より無料でダウンロードが可能です。利用希望者は、ブラフクリニックのウェブサイトへ利用IDの取得を申込みいただき、アプリケーションの初期画面でIDを入力することで利用可能となります。
価格
無料
詳細(英語)
ID申込(英語)
ダウンロードサイト
アプリプログラム、コンテンツの提供について
マイスでは、「Dr. Passport」アプリケーションのOEM開発と提供、ならびに、内包している翻訳コンテンツのみの提供も行っております。また、法人が配下の従業員等に配布する法人契約のスキームを用意しております。詳しくはお問い合わせください。
会社概要
法人名 : 株式会社マイス
代表者 : 代表取締役社長 長崎 聡子
所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷4-11
設立 : 1996年6月
事業内容: 多言語によるセールスプロモーション
多言語医療会話コンテンツの制作
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.mais.co.jp/
法人名 : 一般財団法人ザ・ブラフ・クリニック
代表者 : Gilles Gaury
所在地 : 神奈川県横浜市中区山手町82番地
事業内容: 1. 医療及び医療関連サービス事業
(英語等の堪能なスタッフが日本語を理解出来ない患者への
適切な診療・事務手続サービスの提供)
2. 1の事業と連携した国際相互理解の促進・
公衆衛生の向上を目的とする事業
URL : http://www.bluffclinic.com/
本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社マイス
E-Mail: dpinfo@mais.co.jp