基本機能無料のIDaaS「トラスト・ログイン byGMO」が電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」のシングルサインオンに対応
GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社の連結企業群で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン社)の提供する企業向けシングルサインオン(※1)サービス(IDaaS)「トラスト・ログイン byGMO(以下、トラスト・ログイン)」は、日本通運株式会社(代表取締役社長:齋藤 充)の子会社で情報資産管理のリーディングカンパニーである株式会社ワンビシアーカイブズ(代表取締役社長:佐久間 文彦 以下、ワンビシアーカイブズ)が提供する電子契約サービス「WAN-Sign(ワンサイン)」(URL:https://www.wanbishi.co.jp/econtract/ )のシングルサインオンに本日2020年4月22日(水)より対応を開始いたしました。
これにより、「WAN-Sign」を利用する企業は、「トラスト・ログイン」を導入することで、シングルサインオンでログインが可能となるほか、ID・パスワード管理する手間や紛失のリスクを防ぐとともに、端末制限や多要素認証によって、「WAN-Sign」のよりセキュアなアクセス管理を実現します。
(※1)1つのIDとパスワードを入力し、複数のWebサービスやアプリケーションにログインする仕組み。
【「WAN-Sign」のシングルサインオンへの対応の背景と概要 】
昨今の新型コロナウイルス感染拡大の状況を受けて、多くの企業が在宅勤務を開始しているものの、企業の財務・経理部門などをはじめとする管理部門では、押印業務や契約管理業務において出社せざるを得ないケースが多くあります。こうした在宅勤務の課題を解決するサービスとして、電子契約に注目が集まっています。
こうした中ワンビシアーカイブズは、電子契約の締結機能に加えて、書面で締結した契約書を電子化し、電子契約と書面契約の両契約書を合わせて一緒に、電子契約システム上で一元管理することが可能な電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」を2019年4月から提供しています。
ワンビシアーカイブズは、昨今ニーズの高まる電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」について、よりセキュアな環境を実現するべく、アクセス制限や多要素認証が可能で、認証の一元管理が可能な「トラスト・ログイン」とSAMLに認証(※2)によるシングルサインオンに対応することといたしました。
「WAN-Sign」を導入する企業のユーザーは、「トラスト・ログイン」の管理画面からSAMLでの「WAN-Sign」の認証設定を行うことで、「トラスト・ログイン」経由で「WAN-Sign」へのシングルサインオンが可能となります。これにより、サービスへのログイン認証に必要となるID・パスワードの管理の手間や、紛失を防ぎ安全性を高めることが可能となります。また、「トラスト・ログイン」では端末接続制限も設定可能なため、この設定を施すことで、企業情報の重要な機密文書を管理している「WAN-Sign」へのセキュアなアクセス管理を実現することができます。
(※2)Security Assertion Markup Languageの略称。異なるインターネットドメイン間でユーザー認証を行うための認証情報の規格。
【「WAN-Sign」について 】
(URL:https://www.wanbishi.co.jp/econtract/)
ワンビシアーカイブズが提供する電子契約サービス「WAN-Sign」は、電子契約で締結した契約書の一元管理に加え、書面で交わした契約書の原本管理・保管から電子化作業を一つのサービス内で提供できる、他にはない電子契約・契約管理ソリューションです。電子契約は、GMOクラウドが提供する「GMO電子印鑑Agree」(URL: https://www.gmo-agree.com/)とGMOグローバルサインが運営する認証局「GlobalSign」(URL:https://jp.globalsign.com/)を基盤としています。昨今の電子化の流れを受けて、金融機関を中心に大手企業から不動産業・建設業・物流業・製造業・人材派遣業など業種や規模を問わず導入が進んでいます。ワンビシアーカイブズでは単純に電子契約サービスを提供するだけでなく、ワンビシアーカイブズが長年培った情報資産管理や契約管理業務・電子化作業のノウハウに基づいて、お客様の契約管理全体をサポートいたします。
【「トラスト・ログインbyGMO」について 】
(URL:https://trustlogin.com/)
「トラスト・ログイン」は、社内システムや外部クラウドサービスの業務利用における、『シングルサインオン』『ID管理』『ログ・レポート機能』といった基本機能を、サービス数・アカウント数の制限なく無料で利用できる、企業向けシングルサインオンサービスです。企業は「トラスト・ログイン」を導入することで、業務利用するサービスごとにID・パスワードを入力する従業員(ユーザー)の手間を省けるうえ、ユーザーごとのID・パスワードの管理や各サービスの利用状況を確認するというシステム担当者の煩雑な業務負担を軽減できます。これにより、社内全体のセキュリティ向上によるコンプライアンスレベルのアップも図れます。
また「トラスト・ログイン」は、これまでに約5,500のアプリケーションに対応しており、国内での利用ユーザーの多いサービスを中心にシングルサインオン接続を確認しています。企業のシステム担当者は、「WAN-Sign」に加えて、そのほか利用している各クラウドサービスや自社基幹システムなどをまとめて「トラスト・ログイン」で一元管理することで、多要素認証を用いたセキュリティ強化が可能となります。
【 株式会社ワンビシアーカイブズとは 】
ワンビシアーカイブズは、1966年の設立以来、一貫して『企業の情報資産の安全確保と管理の効率化』を追求し、堅固なセキュリティ体制のもと、重要な情報資産の発生段階から活用、保管、抹消までのライフサイクル全てをカバーした総合的サービスを提供しています。現在では東京・大阪・名古屋・九州に営業拠点を置き、官公庁や金融機関をはじめとした約4,000社のお客様にご利用いただいており、2017年には書類とデジタルの両方をカバーする新しい書類保管サービス「書庫探」をリリースし、お客様の働き方の変革をサポートできるサービスを提供しています。
【 GMOグローバルサイン株式会社とは 】
世に電子認証サービスが登場し始めた初期段階の1996年にベルギーでサービスの提供を開始し、ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID※(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っています。2006年にGMOインターネットグループにジョインし、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。現在では、SSLサーバ証明書をはじめとした2,500万枚の電子証明書発行実績と、政府関連機関や大手企業へ多数の納入実績があります。
また、『CABF(CA/Browser Forum)』、『Anti-Phishing Working Group』に参加し、電子証明書市場のリーディングカンパニーとして積極的な活動を行っています。さらに、2018年5月からは、Adobe社が2016年に設立した電子署名業界および学術界の専門家から構成される国際団体「クラウド署名コンソーシアム」に加盟し、国際的な法規制を遵守したクラウド上の電子署名の実施におけるオープンな標準規格の決定に参加しています。
※eID:ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。
【 参考 】
「GMO電子契約サービスAgree」ワンビシアーカイブズの電子契約サービスのプラットフォームに採用
(URL:https://www.gmo.jp/news/article/6406/)
(※)2020年4月21日(火)に「GMO電子契約Agree」の名称について、「GMO電子印鑑Agree」へ変更いたしました。
以上
●株式会社ワンビシアーカイブズ
経営企画部 広報担当 日野・石川
TEL:03-5425-5400 E-mail:koho@wanbishi.co.jp
●GMOクラウド株式会社
社長室 広報担当 遠藤・松下
TEL:03-6415-6100 E-mail:pr@gmocloud.com
●GMOインターネット株式会社
グループコミュニケーション部 広報担当 石井
TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp
【「WAN-Sign」に関するお問い合わせ先 】
●株式会社ワンビシアーカイブズ
営業開発部(電子契約サービス「WAN-Sign」担当)
TEL:03-5425-5300
E-mail:marketing@wanbishi.co.jp
Web:https://offers.wanbishi.co.jp/contact
【「トラスト・ログインbyGMO」に関するお問い合わせ先 】
●GMOグローバルサイン株式会社
トラスト・ログイン事業部 中山
TEL:03-6370-6540
E-mail:support-jp@globalsign.com
【 株式会社ワンビシアーカイブズ 】 (URL:https://www.wanbishi.co.jp)
会社名:株式会社ワンビシアーカイブズ
所在地:東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス
代表者:代表取締役社長 佐久間 文彦
事業内容:■情報資産管理事業 ■保険代理店事業
資本金:40億円( 日本通運株式会社100%子会社 )
【 GMOグローバルサイン株式会社 】 (URL:https://jp.globalsign.com/)
会社名:GMOグローバルサイン株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス
代表者:代表取締役社長 中條 一郎
事業内容:■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
資本金:3億5,664万円
【 GMOクラウド株式会社 】 (URL:https://ir.gmocloud.com/)
会社名:GMOクラウド株式会社 (東証第一部 証券コード:3788)
所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者:代表取締役社長 青山 満
事業内容:■クラウド・ホスティング事業 ■セキュリティ事業
■ソリューション事業 ■IoT事業
資本金:9億1,690万円
【 GMOインターネット株式会社 】 (URL:https://www.gmo.jp/)
会社名:GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者:代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容:■インターネットインフラ事業 ■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業 ■仮想通貨事業
資本金:50億円