【メディア解説】薬物事件における逮捕後の流れについてアトム法律事務所の弁護士が解説
3月3日、AbemaTV・AbemaPrimeで薬物事件における逮捕後の流れについて弁護士が解説しました。
アトム法律事務所弁護士法人(第二東京弁護士会、代表社員:岡野武志)は、刑事事件と交通事故を専門に扱う弁護士事務所です。薬物事件についても、多くの実績があります。
今回のAbemaTV「AbemaPrime」では、アトム法律事務所代表の岡野弁護士が、薬物事件で初犯で逮捕された場合の一般的な流れ、見込まれる量刑などを刑事弁護士の立場から解説しました。
事件の概要
今回、AbemaTV「AbemaPrime」で取り上げられたのは、相次ぐ有名人における覚せい剤の再犯です。
2月13日、覚せい剤取締法違反(所持・使用)と大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元タレントの田代まさし被告人の初公判が仙台地裁で開かれました。検察側が懲役3年6月を求刑したのに対し、弁護側は保護観察付きの執行猶予判決を求め、即日結審しました。そして、3月4日、懲役2年6月、うち懲役6月を保護観察付き執行猶予2年とする判決が言い渡されました。
刑事弁護士による解説
逮捕されると、48時間以内に警察署から検察庁に事件が引き継がれます(送致)。送致が行われた後、検察官は24時間以内に勾留請求するかしないかの判断を行い、裁判官によって審査されます。勾留の必要があると判断されると10日間勾留され、やむを得ない事情がある場合はさらに最長で10日間の範囲で勾留が延長されます。
その後、起訴されると多くのケースではそのまま被告人勾留を受けますが、保釈を請求することもできます。
起訴されてから第一回公判までの平均期間は1.7ヶ月であるのに対し、薬物事件で初犯の場合、軽微な事件で、被告人が起訴内容を認めている等の条件に当てはまるため即決裁判となることが多く、起訴されてから第一回公判までの期間はおよそ14日です。なお、その多くは執行猶予付きの判決となります。
アトム法律事務所とは
アトム法律事務所は、2008年に東京永田町に設立された、交通事故と刑事事件だけを取り扱う全国9事務所体制(グループ11事務所)の弁護士法人です。
「予測ができず、突然生じるトラブルである」「皆が大丈夫と思いながら、誰もが巻き込まれる可能性がある」事件に即座に対応し、ご依頼者様の悩みを解決するために年中無休24時間体制で活動を続けています。
名称:アトム法律事務所弁護士法人
所属:第二東京弁護士会
代表:弁護士 岡野武志
設立:2008年9月3日
弁護士数:20名
本社:東京都千代田区永田町1-11-28合人社東京永田町ビル9階
事務所:永田町、新宿、北千住、埼玉大宮、横浜、名古屋、大阪、京都、福岡(グループ事務所:市川、千葉)
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