亡くなられた大切な方の遺骨を指輪に納める 『納骨指輪』を6月30日に販売開始 ~肌身離さずいたい人の遺骨を身につける新しい形を提案~
記念の指輪を販売する株式会社イング(本社:東京都台東区、代表取締役:武田 正明、以下 イング)は、2021年6月30日、大切な人の遺骨を指輪に納める『納骨指輪』を販売開始いたします。
開発の社会的背景
多様な価値観や考え方の重要性が謳われる現代、死との向き合い方も形式的でなくなっています。
大切な人の遺骨を暗く寂しい離れた土中に置いておくことに抵抗がある人、もっと身近で見守ってほしいという人も少なくありません。
そこで、イングは記念の木の指輪ブランドであるNENRINで約10年の間に培った、結婚指輪として耐える木部加工に用いる樹脂技術を活かし、遺骨を納められる指輪を開発しました。
納骨指輪の特徴
用意された指輪からお好みのタイプを選んで頂き、指に接する面に遺骨を埋め込みます。
遺骨は耐久性の高い樹脂で守られます。この樹脂は、木の指輪はイングが『年輪』ブランドで提供する、ジュエリーの中で最も耐久性が求められる結婚指輪に天然木を用いる中で、長年の研究を経て生まれました。
ご希望が有り、条件に合う場合には、形見の指輪等への埋め込みにも対応いたします。
商品名: 納骨指輪
価格 : 55,000円(税込)~
発売日: 2021年6月30日
販売先: 1/f Anniversary オンラインショップ
URL : https://www.venus-glare.com/inori
納骨指輪開発の経緯
納骨指輪の開発のきっかけは、イングでご自身の結婚指輪を購入されたお客様のお父様が亡くなられ、遺骨を常に身につけていたいという強いご希望を伺ったことでした。
イングは『人の心に和みを、社会に潤いを、地球に恩返しを』を企業理念として掲げています。
お客様の思いを形にすることは、まさにこの理念の具現化だと感じ、納骨指輪の初回分として対応させて頂きました。
ジュエリーというと一般的にはきらびやかなイメージであり、また、“装飾品”のイメージが強いですが、数千年前に遡る元々の起源はもっと生活に根ざしており、強い祈りを形にしたものでした。
世界で最も高齢化率の高い日本、人生100年時代の中、死への向き合い方も様々です。
この人類史上初めての状況とジュエリーの起源にある力を納骨指輪という形にしました。
イングについて
30年以上にわたり、お客様の想いを自社工房で形にしてきたイング(ING)は、その名の通り、常に進行形で、独創的な世界観とアイテムで、これからも変わりゆく時代の先導を切っていきたいと考えています。
会社概要
名称 :株式会社イング
代表者:代表取締役 武田 正明
所在地:東京都台東区東上野3-25-6 ING MILLENNIUM
設立 :1989年10月
資本金:1,300万円