日本オラクルコンプライアンス対応強化のためにデータベース・セキュリティ機能を大幅に拡張する「Oracle Database Vault」を発表

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明、以下 日本オラクル)は、本日、高度なアクセス・コントロールにより機密性の高いデータやアプリケーションの保護を可能にする最先端のセキュリティ製品「Oracle Database Vault(オラクル・データベース・ヴォルト)」を発表します。「Oracle Database Vault」は、「Oracle Database 10g」に組み込むことで、データベース管理者(DBA)のように権限を一点に集中することで生ずるリスクを解消し、企業のコンプライアンスへの対応を強化します。

 現在、SOX法のプライバシーおよび電子通信指令など国際的な法規制や、日本での個人情報保護法、 金融商品取引法(J-SOX)等、日本の法規制の増加を受けて、企業内部からの不正アクセスからデータを保護することが最重要課題のひとつとなっています。

 「Oracle Database Vault」は、内部の脅威から機密情報を守るだけでなく、機密に携わる業務を2人以上の人間で担当することを求める職務の分離などを含む法令へも対応しています。日本政府が2005年12月に発表した「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準」においては「デュアルロック」の仕組みを強化遵守事項としてあげています。「Oracle Database Vault」を組み込んだ「Oracle Database 10g」はこれを実現することができる業界唯一のリレーショナル・データベースです(2006年9月現在)。

 また、企業は「Oracle Database Vault」の柔軟なアクセス・コントロールによって、通常のユーザーに対してもデータアクセスへの段階的な制限を加えることが可能です。既存のアプリケーションや管理者の日常業務に変更を加える必要はないため、データベースの高いパフォーマンスと利便性を維持したまま、セキュリティを高めることができます。 

 日本オラクルは、データベース管理者による機密情報への不正アクセスをも阻止できるデータベース・セキュリティ技術を提供する唯一の企業(2006年9月現在)として、企業のセキュリティ向上に貢献します。

◆価格および出荷日
「Oracle Database Vault」は「Oracle Database Enterprise Edition」のオプションで、「Oracle Database 10g Release 2」より利用可能です。
価格(*1):\2,500,000(税込み)/ Processor、 \50,000(税込み)/ Named User Plus
出荷日:2006年10月17日
詳細はこちらから入手できます。 URL:http://www.oracle.co.jp/dvoult

*1: 価格の計算方法として「Processorライセンス」と「Named User Plusライセンス」の2通りがあります。
Processor:ハードウェアの仕様(CPU数)に応じて価格設定をするライセンスです。
Named User Plus:オラクル製品に対して使用する権利を与えられている個人が何名いるかによって価格を設定する「指名ユーザー」ライセンスです。

● 日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,530 名(2006年5月末現在)。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 野見山
Tel: 03-6238-8395  Fax: 03-5213-6990  E-mail: Yuko.Nomiyama@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

ニュースのシェア:
日本オラクル株式会社
会社の詳しい情報を見る
NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.