覚田真珠養殖場の跡地にスモールラグジュアリーな 体験型リゾートヴィラが誕生 「COVA KAKUDA」2023年6月20日 開業
岬と入り江が折り重なりあう伊勢志摩・英虞湾の里海を堪能。大人が翼を休め、 心の栄養を摂り、日本の美を昇華させる新しい形のリトリートステイ
覚田真珠株式会社(本社:三重県伊勢市、創業:1931年、代表取締役:覚田 譲治、先志摩「ミライ里海里山」協議会)は、志摩半島の南端、英虞湾(あごわん)の入り江に面した伊勢志摩国立公園内にある真珠養殖場の跡地に、スモールラグジュアリーな体験型リゾートヴィラ「COVA KAKUDA」(呼称:コーバ・カクダ、所在地:三重県志摩町片田)を、2023年6月20日に開業しました。
伊勢志摩国立公園内にある、日本の美を感じる空気感と島国日本の貴重な原風景
英虞湾は2016年の第42回先進国首脳会議(G7)が開催された場所で、かつて真珠養殖の地として名を馳せました。ここは、古くから自然と人が共生してきた「里海」が残る場所です。気候は穏やかで、複雑に織りなすその地形の美しさから、昨今は隠れ家的な高級リゾート地としても国内外から注目を集めています。その入り江に面した約4万平米の覚田真珠が保有する敷地内に、大人が楽しめるスモールラグジュアリーな体験型リゾートヴィラ「COVA KAKUDA」が誕生します。
(1) 真珠養殖加工場時代の天井の木製梁などを残した、各約70平米の4棟のスイートヴィラ<寝室・リビング・入り江と繋がるデッキテラス・バスルーム・プライベートサウナ(2棟)>
(2) レセプション・ダイニング棟・体験棟
(3) 志摩半島のローカルウッドを利用したサウナ棟
(4) 農業体験ができる果樹園・炭焼き小屋(予定)
現地へは近鉄志摩線の終点・賢島駅より船やタクシー(有料)を利用でき、宿泊者は賢島駅にある船場から約30分のクルージングを楽しみつつ、直接COVA KAKUDAへチェックインをすることもできます。また広い敷地内の移動は、クルーが運転する電動カートにて移動していただきます。
目の前に広がる入り江に浮かぶような浮遊感を堪能
お部屋は自然素材がもつ美しさや荒々しさ、あたたかみなどが表現され、家具は自然の材料から無理なく人の手によって作られたものが中心となっています。また、目の前に広がる入り江に浮かぶような浮遊感、真珠養殖時代を思わせる木で組まれた筏(いかだ)、編まれた網やかごなど、海の気配を設えることで、この場所が持つ時間、風土や文化を感じることができます。
志摩の豊かな海と風景を連想させるイノベーティブ・フュージョン
里海ビューの静寂なダイニング「KAZO」で召し上がっていただく自慢の食事は、地元の名産である伊勢海老、ヒオウギ貝、アコヤ貝、あおさのり、ワタリガニ、シマアジ、松阪牛など地元の食材を使った、和食ベースの「イノベーティブ・フュージョン料理」です。少人数のゲストだから実現できる、地元志摩の魅力が詰まった料理、おもてなし、距離感、空気感の全てを、内外から訪れるグルメなゲストに、静寂なCOVA KAKUDAの中で存分に堪能していただきます。「志摩の豊かな海と風景を連想させるもの」「程よい疲れの後、身体と心が心地良くなるような作品」がテーマです。
一つ一つのふるまいの中に小さな感動が連鎖する、ご滞在の静と動
ご滞在中は、季節に応じて様々なアクティビティをご用意しています。まず「静」となる活動においては、真珠の核入れ体験・地元の特産品・食材の収穫体験・料理教室、英虞湾の景観めぐり、サンセットクルーズ、サンライズクルーズ、スタークルーズ(星空鑑賞)、近隣の島のプライベートビーチへの訪問など。反対に「動」となる活動においては、生牡蠣&伊勢海老水揚げ体験、農園体験、海釣り、シュノーケリング、カヤック、スタンドアップパドルボート(SUP)などを楽しんでいただきます。
さらに宿泊者も一緒に楽しむことができる真珠養殖・浜揚げの観光施設を復活させることで、地域住民と観光客が交流することができるワークショップなどの開催も予定しています。
未来の里海は、記憶の継承と再生を醸成していく拠点
英虞湾の入り江は里海と呼ばれています。里海とは、古くから水産・流通をはじめ、文化と交流を支えてきた大切な日本の海域のことで、人の手が加わることにより生物の生産性と多様性が高くなった沿岸地域を指します。里海はその豊かで多様な生態系と自然環境を保全することで、私たちに多くの恵みを与えてくれます。この貴重な英虞湾の自然の恵みを次代へと継承していくため、環境と調和した、大人が翼を休め、心の栄養を摂る場所(リトリート)として周辺の人口減を、特に普段都会で忙しくされているゲストと志摩の方達とが触れ合いを持つことができる場としてカバーし地域活性を図るとともに、里海の文化継承と環境保全に繋げ、望ましい沿岸海域の環境を維持してまいります。
洗練と本質。日本の美を感じる空気感への昇華(代表取締役 覚田 譲治)
「この地は昭和初期より真珠養殖場・加工場として歴史を育んできました。当時はこの地で100人以上の従業員が仕事をし、工場のことをコーバと呼んでいました。その当時の記憶を引き継ぐ場として「COVA KAKUDA」と命名しました。SDGsが提唱されるずっと前から、連綿と続いてきた里海の持続可能なサイクルを、大人のリゾートの場として取り戻していきたいと思います。そして当地へお越しになる国内外のゲストには、他所とは違う、日本の美を感じる空気感として昇華されるような、新しい形のリトリート・ステイを堪能していただきたいと願っております。」
COVA KAKUDAは多様な価値観の交換・交流が循環する、大人のハイエンド・リトリート施設
COVA KAKUDAのキーワードは、「おもてなしのこころ、佇まいの美しさ、繊細さや静謐(せいひつ)さ、使いやすさと工夫、ユーモア、あたたかみ、悦び」です。多様な価値観の交換・交流が、あらたな循環としての文化を醸成していく場を目指しています。岬と入り江が折り重なる「里海」の自然や文化を体験していただくことで、宿泊客がその静寂さを愉しみ、体験を楽しみ、そして癒しと活力が得られていくような「大人のハイエンド・リトリート施設」を目指してまいります。
COVA KAKUDAは、2023年6月20日に開業しました。どうかご期待いただきますようお願いいたします。
スモールラグジュアリーな体験型ヴィラ・COVAの概要
名称 : COVA KAKUDA(コーバ・カクダ)
開業日 : 2023年6月20日
公式HP : https://cova-iseshima.jp
インスタグラム: アカウント名「cova_iseshima」
概要 : 伊勢志摩国立公園の静かな入り江に誕生する
プライベートステイ「COVA KAKUDA」。
美しい英虞湾の里海を独り占め。
真珠養殖の工場(コーバ)だった時代の面影を残す、
スモールラグジュアリーなリゾート体験型ホテル。
所在地 : 三重県志摩市志摩町片田1397-14(伊勢志摩国立公園内)
敷地面積 : 約4万平米(里海・樹木林・果実園など周辺環境を含む)
施設 : ■全室入り江を望むプライベートヴィラ(4棟各約70平米)。
ベッドルーム・リビング・
プライベートサウナ(2棟のみ)を設置。
■船着場、ダイニングレストラン、オリーブ畑、
農園、体験施設、サウナ棟。
料理 : ■志摩の魚介(伊勢海老、ヒオウギ貝、アコヤ貝、
あおさのり、ワタリガニ、シマアジなど)や
松阪牛を軸とした「イノベーティブ・フュージョン」料理。
農産物なども地元の食材を使用。
■夕食・朝食が提供されます。
アクティビティ: <季節に応じて様々なアクティビティをご用意>
「静」
■真珠の核入れ体験
■地元の特産品・食材の収穫体験・料理教室
■特定地域の景観めぐり
■ポンツーンボートでのサンセットクルーズ、
サンライズクルーズ、スタークルーズ(星空鑑賞)、
プライベートアイランドへの訪問
「動」
■生牡蠣&伊勢海老水揚げ体験ができる
ワークショップ・農園体験など
■海釣り・シュノーケリング
■カヤック、スタンドアップパドルボート(SUP)
■養殖貝の浜揚げ(収穫)
■運営会社概要:覚田真珠株式会社(先志摩「ミライ里海里山」協議会)
1931年創業の日本を代表する老舗真珠会社のひとつで、品質の高さは遠く海外バイヤーにも知れ渡っています。高品質を維持できるのは、海での養殖からネックレスメーキングまで、すべてを一貫して手掛けることで全工程で自社のこだわりが貫けるからです。このようなシステムを持つ真珠会社は世界でもほんの少数で、これが覚田真珠の強みです。現在は熊本の天草諸島とインドネシアのウエストパプアに養殖場を、伊勢市に本社加工場を持っています。
HP: https://kakudapearl.jp/
本社所在地:〒516-0074 三重県伊勢市本町7番5号
創業 :昭和6年
代表者 :代表取締役 覚田 譲治
事業内容 :真珠の養殖、加工販売
関連会社 :株式会社伊勢パールピアホテル、株式会社東海産業、
アイ・エス・イー有限会社、九州真珠有限会社、
有限会社浅海真珠、P.T. ARTA SAMUDRA (インドネシア)
業界関係者・一般の方からのお問い合わせ
先志摩「ミライ里海里山」協議会
所在地: 三重県伊勢市本町7番5号
TEL : 0596-28-0231(担当:本多)
Email : honda@kakudapearl.jp