Windows10 Feature Updateの適用機能を追加したIT資産/セキュリティ統合管理システム「MCore Ver.7.3」を発売
MCoreは、「IT資産管理」「セキュリティ対策」「内部不正対策」を1システムで統合管理できるパッケージソフトです。1サーバ・1エージェント設計なので、日々の運用に手間がかからず、運用コストや時間を削減することができます。
1サーバで1万台以上の業務用パソコン(PC)を管理可能な大規模対応システムであるにもかかわらず、各PCにインストールするエージェントのメモリ消費量が3~7MB程度と少ないため、全てのPCに安心してご導入いただけます。このようなことから2004年の発売以来、幅広い業界・業種の企業にご利用いただいております。
今回のバージョンアップでは、従来のFU配信機能に、ご要望が多かった適用機能を追加しました。これにより従来実現していた最小トラフィックでの配信機能に加え、必要なFUの漏れのない適用や、利用者にadmin権限を付与していないPCへのスムーズな適用が可能となりました。
他にも、IT資産情報やセキュリティ情報のレポート機能を追加したことで、部署ごとに、OSの種類やウイルス対策ソフトのバージョンなどの統計情報を確認することができるようになりました。
バージョンアップの詳細は以下の通りです。
◆FU配信機能
Windows10のFUは、半年に1回配信され、数GBと大容量です。このような大容量データを企業内のPCが一斉にダウンロードしようとすると、ネットワークに負荷がかかり業務に支障が出てしまいます。MCoreでは、エージェントがダウンロード先をコントロールし、サーバに一極集中させないので、ネットワークを圧迫することなくFUを配信できます。
さらに今回のバージョンアップにより、管理者が指定した権限でFUを適用することが可能になりました。従来はPC利用者がadmin権限でFU適用プログラムを起動する必要がありましたが、これを省略できるようになったため、利用者にadmin権限を付与していないPCも含め、より効率的にFUを適用させられます。
また、管理者は配信設定の際に、配信したFUを即時適用させるか、PC利用者の操作に応じて適用させるかを選ぶことができます。
管理者からみると、必要なFUを漏れなく適用させられるだけでなく、FU適用がスムーズになります。配信・適用の設定をする画面はシンプルで使いやすく、簡単に設定することができます。
PC利用者からみると、FU適用のための手順が簡潔になります。さらに自分でPCへの適用タイミングを決める設定の場合は、知らない間にFU適用が開始されて業務に支障が出るといった事態を避けることが可能です。
◆レポート機能の拡充
IT資産情報や操作ログ情報のレポートを出力する機能を追加しました。本機能を使用すると、IT資産を管理する際の指標を一目で把握することができるようになります。
MCoreでは、IT資産・操作ログなど各機能において数多くの情報を収集することができますが、情報量が多く、管理者がチェック・活用することが課題となっていました。
今回追加したレポート機能を使えば、あらかじめ決めた項目の集計を部署ごとに出力することができるため、管理者がチェック・活用にかける負担を軽減できます。
例えば、IT資産の管理であれば、OSやウイルス対策ソフトのバージョンを部署ごとに集計して表示することができます。これにより、最近サポート終了となったWindows7が各部署に何台あるのかを簡単に把握することができ、Windows10への移行推進に役立ちます。
また、操作ログのレポート機能では、膨大な操作ログから特定行動(印刷回数、印刷枚数、メール送信回数など)を部署ごとに集計でき、情報漏えいの兆候が無いか確認することができるようになります。
◆環境対応
サーバ・エージェントとも、最新の環境に対応しました。
・サーバ
Windows Server 2019
・エージェント
Windows10 November 2019 Update (1909)
当社は今後もますます需要が見込まれるIT資産管理システム市場において、時代のニーズを先取りした製品開発に取り組んでまいります。
【補足資料】
◆MCoreの主な特長
・国内外の住友電工グループが利用する、約70,000台もの業務PCの管理を目的に開発されたIT資産/セキュリティ統合管理システムです。1万台以上の大規模環境においても、1サーバでのスムーズかつ確実なIT資産管理を実現する高いスケーラビリティが特徴です。
・拠点に点在するPCを管理する場合も、エージェントを親子関係に設定することにより、中継サーバを立てたり特別なモジュールを利用したりすることなくネットワーク負荷を抑えた管理が可能です。
・コストをかけずにシステム拡張が可能な1サーバ・1エージェント設計です。
・超高速大容量検索エンジン(QuickSolution)がログ監査の時間的ロスを排除し、管理者の負担を軽減します。
・管理者の大きな負担となる「内部脅威対策」についても自動化することができます。外から持ち込まれた不正利用PCの検知・遮断するだけでなく、企業内で利用を許可されているPCについてもルールに違反した不正PCを隔離し是正を促します。
・USBメモリの利用制限やBitLocker管理など豊富な機能で情報漏えい対策を支援します。
・PC稼働レポート機能ではPCの起動時間だけでなく使用時間の確認も可能で、在宅勤務などテレワーク時のPCの利用状況の把握に有用です。
◆MCore のWebサイト
https://www.sei-info.co.jp/mcore/?argument=EkZKmXCQ&dmai=20200305n
・MCoreは、住友電工情報システム株式会社の登録商標です。
・QuickSolutionは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
・Microsoft, Windows, Windows Server, BitLockerは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
◆住友電工情報システム株式会社の概要
(1)設立 1998年10月1日
(2)資本金 4.8億円
(3)従業員数 500人
(4)代表者 代表取締役社長 奈良橋 三郎
(5)本社所在地 大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
(6)事業内容 各種業務用ソフトウエアの開発・販売・保守、
パッケージソフトの開発・販売・保守他
<製品に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 第二システム営業部 第三営業グループ
TEL: 03-6406-2860
Email: mcore-visitor-sml@list.sei.jp
<本件に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室
TEL: 06-6394-6754 FAX: 06-6394-6759
Email:mkt@sei-info.co.jp https://www.sei-info.co.jp?argument=EkZKmXCQ&dmai=20200305n