4000人に聞いた「ブランクからの仕事復帰」調査 ー『エン派遣』ユーザーアンケートー

復帰への不安は「採用してもらえるか」「希望条件に合う仕事があるか」。 派遣スタッフとしての復帰、よかったことは「希望の勤務時間の実現」。

4000人に聞いた「ブランクからの仕事復帰」に関する意識調査レポート

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の派遣情報サイト『エン派遣』(https://haken.en-japan.com/)上で「ブランクからの仕事復帰」についてアンケート調査を行ない、4,371名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

調査結果 概要

★ 現在離職中の方の9割が、仕事復帰に対して「不安がある」と回答。復帰への不安、上位は「採用してもらえるか」「希望条件に合う仕事があるか」「プライベートと仕事の両立」。
★ 派遣スタッフとしての復帰、よかったこと第1位は「希望の勤務時間の実現」。
★ 復帰経験者が語る大変だったこと、トップは「新しい生活リズムに慣れること」。「早寝早起きの習慣をつけるべき」など多角的なアドバイスも。

調査結果 詳細

1:現在離職中の方の9割が、仕事復帰に対して「不安がある」と回答。復帰への不安、上位は「採用してもらえるか」「希望条件に合う仕事があるか」「プライベートと仕事の両立」。(図1、2)
現在離職中の方に「復帰への不安はありますか?」と伺うと、91%が「不安がある」(かなり不安がある:50%、少し不安がある:41%)と回答。大多数が不安を抱えていることが分かりました。不安を感じている方に、不安を感じる点を伺うと、上位は「採用してもらえるか」(67%)、「希望条件に合う仕事があるか」(60%)、「プライベートと仕事の両立」(47%)でした。それぞれについて、具体的な理由も紹介します。
 
【図1】現在離職中の方に伺います。復帰への不安はありますか?

【図1】現在離職中の方に伺います。復帰への不安はありますか?

【図2】現在離職中で、復帰に対して「かなり不安」「少し不安」と回答した方に伺います。不安を感じる点を教えてください。(複数回答可)

【図2】現在離職中で、復帰に対して「かなり不安」「少し不安」と回答した方に伺います。不安を感じる点を教えてください。(複数回答可)

 
Q:現在離職中で、復帰に対して「かなり不安」「少し不安」と回答した方に伺います。不安について具体的に教えてください。
▼「採用してもらえるか」について
・ブランクがある事を理由に不採用にされそうなため。(20代男性)
・結婚を機に離職をして子育てをしていたため、社会との接点がなく自分がどこまで通用するのか不安がある。(30代女性)
・10年のブランクがあるため能力的にも年齢的にも採用してもらえるか不安。(40代女性)

▼「希望条件に合う仕事があるか」について
・17時までには仕事を終え帰宅しなくてはならない制約があるため、在宅ワークを探しているが、希望条件に合うものがなかなかない。(20代女性)
・子育てしながらの就業になるため時短で探しているが、見つかるのかという点と、時短勤務を周りに理解してもらえるかが不安。(30代女性)
・子ども(小学1年生)の帰宅時間までに自宅に戻りたい。 普段は5時間授業だが、月に数回、早ければ12時過ぎに帰宅する事もあるため仕事を探すのが大変。(40代女性)

▼「プライベートと仕事の両立」について
・出産を機に辞めたため、今後子どもがいる中で仕事と育児を両立できるか不安。(20代女性)
・子供が2人いて、家事と両立しながら、会社の役に立てるような仕事ができるかどうか不安。よく子どもが体調を崩すため、急な休みは申し訳なく思って気が重い。(30代女性)
・子育て中のため、家事育児との両立ができるか体力的にもやってみないと分からない点。またブランクがあるため、慣れるのに時間がかかりそうな点もあり、周囲と上手くコミュニケーションをとれるかが不安。(40代女性)
 
2:派遣スタッフとしての復帰、よかったこと第1位は「希望の勤務時間の実現」。(図3、4)
現在就業中の方に「これまでの職歴でブランクはありますか?」と伺うと、64%が「ある」と回答。

ブランクから復帰する際、最初についたお仕事が派遣だった方に、派遣で復帰してよかったことを伺うと、上位は「希望の勤務時間で働けた」(44%)、「単発や短期の派遣で体慣らしができた」(33%)、「希望勤務地で仕事に就けた」(33%)でした。現在離職中の方が復帰において不安を感じる点の第2位に「希望条件に合う仕事があるか」がランクインしていましたが(図2)、派遣での復帰により、希望の働き方を実現できた方が多いことが分かりました。派遣で復帰してよかったことについて、具体的なエピソードも紹介します。
 
【図3】現在就業中の方に伺います。これまでの職歴でブランクはありますか?

【図3】現在就業中の方に伺います。これまでの職歴でブランクはありますか?

【図4】現在就業中で、ブランクから復帰する際、最初についたお仕事が「派遣」だった方に伺います。派遣で復帰してよかったと思ったことを教えてください。(複数回答可)

【図4】現在就業中で、ブランクから復帰する際、最初についたお仕事が「派遣」だった方に伺います。派遣で復帰してよかったと思ったことを教えてください。(複数回答可)

Q:現在就業中で、ブランクから復帰する際、最初についたお仕事が「派遣」だった方に伺います。「派遣で復帰してよかったこと」ついて、エピソードを踏まえて教えてください。
・出産明けの社会復帰で、なかなか1人では就職活動が進まなかったときに派遣登録。コーディネーターが親身に話を聞き、希望に沿った就業先を提案してくれた。就業後に不安な点があった際もコーディネーターへの連絡が密にでき、「1人ではない」ということがとても心強かった。(20代女性)

・育児休暇明けの不安な時に、派遣会社のフォローが心強く、仕事に集中することができた。子どもの急病などでも休みやすいように、最初から派遣先企業に話をしてくれていた。(30代女性)

・3ヵ月毎に更新があるため、その都度自分を見つめ直せる点が自分に合っていると思った。専業主婦を5年間しており、ブランクがあったため以前のように働けるか不安だったが、更新の時期に自分がどうしたいかを考えられるため、辞めづらさもなく気楽に復帰できた。派遣を通して徐々に自信を取り戻す事ができた。(30代女性)

・派遣で復帰し、その後正職員として働いている。自分のペースで自分に合う場所を探すことができた。(40代女性)

・父の体調が思わしくなくなり、派遣会社の担当者に相談したら、就業先を自宅から近いところに調整してくれた。時給が下がることもなく、スムーズに就業先を変更することができて、仕事と家庭の両立ができた。(40代女性)

・研修などで働き始めてから困らないように助けてくれたため、不安な気持ちが解消された。(40代男性)
 
3:復帰経験者が語る大変だったこと、トップは「新しい生活リズムに慣れること」。(図5、6)
ブランクからの仕事復帰経験者に「スムーズに復帰できましたか?」と伺うと、32%が「スムーズだった」(スムーズだった:26%、どちらかと言えばスムーズだった:6%)、68%が「スムーズではなかった」(どちらかと言えばスムーズではなかった:56%、スムーズではなかった:12%)と回答し、復帰の際に壁にぶつかった方が多いことが分かりました。

復帰後に大変だったことを伺うと、第1位は「新しい生活リズムに慣れること」(60%)でした。続けて「これからブランクからの復帰を目指す方に向けたアドバイス」を伺うと、「早寝早起きの習慣を作ること」「資格取得やスキル取得」のほか、仕事の探し方や仕事に慣れるコツについてもアドバイスが寄せられました。
 
【図5】復帰を経験したことがある方に伺います。スムーズに復帰ができましたか?

【図5】復帰を経験したことがある方に伺います。スムーズに復帰ができましたか?

【図6】復帰を経験したことがある方に伺います。復帰後、大変だなと思ったことは何でしたか?(複数回答可)

【図6】復帰を経験したことがある方に伺います。復帰後、大変だなと思ったことは何でしたか?(複数回答可)

Q:復帰を経験したことがある方に伺います。これからブランクからの復帰を目指す方に向け、アドバイスをお願いします。
▼ブランク期間中にやっておくとよいこと
・資格勉強やスキル習得などは時間がある時でないと勉強できないため、今のうちに取り組むのが良いと思う。ブランク中にやっていたことは、面接時の大きな武器になったり自信にも繋がる。(20代女性)

・生活リズムが乱れているなら、まずは早寝早起きの習慣をつけること。電車通勤の職場だと、朝から走ることもあるためきちんと体力をつけたり、無理のない範囲で朝食を摂ることを意識する。生活ベースがきちんとしていると、頭も働きやすく職場に適応しやすいというのが長年の経験。(40代女性)

▼仕事の探し方
・どのような条件で働きたいかなるべく具体的にイメージして、必要以上に怖がらないことが大事だと思う。(30代女性)

・気になる仕事があれば一度応募してみるべき。パートやアルバイト以外の経験がない方、ブランクがある方、また働いた事のない方は就業サポートしてくれる派遣求人がおすすめ。一歩踏みだし上手くいけば頑張る、上手くいかなければまた少し休んでまた頑張る。それでいいと思う。(30代女性)

▼仕事に慣れる・職場になじむコツ
・以前の経験も大事だが、会社も新しいシステムを導入しているため、初心に返って学ぶ意識を持つことと、わからない事はなんでも質問して、新しい知識を取り入れていく事が大事だと思う。その中で以前の経験が必ず役に立つため、それは自信を持っていいのではないかと思う。スタッフ同士のコミュニケーションも大事にすれば、自然と若い子たちが、仕事のコツや対処法などを聞きに来てくれるようになる。(30代女性)

・悩んだ時にすぐに相談できる人(話を聞いてくれる人)を職場で探しておく。(40代男性)  

調査概要

■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン派遣(http://haken.en-japan.com/)』を利用しているユーザー
■有効回答数:4,371名
■調査期間:2022年11月1日~12月1日

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