札幌市などが参画するさっぽろ観光創造研究会、オラクルのクラウド型ソーシャル・メディア管理ツールを観光誘致施策に活用
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は本日、さっぽろ観光創造研究会(札幌市、北海道大学、株式会社北洋銀行やその他民間企業が参画)が制作したガイドマップ「札幌でしかできない50のこと」の調査分析レポートにおいて、オラクルのクラウド型ソーシャル・メディア管理ツール「Oracle Social Cloud」を導入したことを発表します。さっぽろ観光創造研究会では、株式会社インサイト(本社:北海道札幌市中央区、代表取締役:浅井 一、以下 インサイト)の協力を得て、「Oracle Social Cloud」によるTwitter上の観光客の投稿を収集・分析を行い、観光誘致の施策に活用しています。
札幌市や北海道大学観光学高等研究センター、株式会社北洋銀行などの民間事業者等で構成するさっぽろ観光創造研究会は、札幌市の観光誘致を目的とした活動を行っています。さっぽろ観光創造研究会では、札幌市への国内旅行や海外からの訪日旅行(インバウンド)を積極的に推進するための議論を重ねてきました。その中で札幌の魅力を従来とは異なる視点で紹介する「札幌でしかできない50のこと」の作成に至り、2015年9月に発行しました。「札幌でしかできない50のこと」は、北海道さっぽろ観光案内所や東京の羽田空港などで日本語版5万部、英語版2万部配布されました。
継続的に札幌の魅力を旅行者に伝えるため、「札幌でしかできない50のこと」の第2版を企画しています。その中で、「札幌でしかできない50のこと」配布後、第2版に向けた3つの方針の策定に、「Oracle Social Cloud」のソーシャル・メディア上の投稿内容を収集する機能を利用し、そこで得たデータを活用しています。 1)定番と新しいという両面の観光スポットを紹介する 2)札幌の地元の人が知る隠れた観光スポット(特に飲食店)を紹介する 3) 新聞などのメディアとの連携を通じて認知を広げる、の3つの方針を策定しました。
さっぽろ観光創造研究会は、「Oracle Social Cloud」の採用にあたり、以下の点を評価し導入に至りました。
•高精度の検索機能:「Oracle Social Cloud」が備える自然言語処理のひとつである潜在的意味解析機能により、収集したデータをもとに統計的に分析し、検索したいキーワードそのものだけでなく、前後に頻出する単語を判別することで、 文章との関連性を考慮し、検索結果を抽出することができます。これにより、関連性の低い投稿内容を排除できるため、ソーシャル上の情報を効率良く収集したレポート作成が可能。
•多言語対応:今後、訪日旅行者の海外でのソーシャル上の投稿内容も収集・分析することを検討しており、「Oracle Social Cloud」の英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語など含めた31言語の多言語対応を評価。
今回の導入により、「札幌でしかできない50のこと」に関する国内の投稿内容を収集・分析するだけでなく、海外での投稿の収集も可能です。そのため、どの国や地域でどのような観光スポットが人気なのかを分析したり、海外でよく使われているソーシャル・メディアを特定するなど、今後の情報発信に役立てることが可能です。
日本オラクルでは、「POCO(The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに市場に向けて、オラクルのクラウド導入による顧客が享受する価値の浸透を図っています。「Oracle Social Cloud」はソーシャル・メディアを管理するクラウド・アプリケーションとして、マーケティングや営業支援などの部門のユーザーにも直観的で分かりやすく、簡単かつ迅速に導入することができ、効果的に活用していただけるよう取り組んでいきます。
参考リンク
•株式会社インサイト
https://www.ppi.jp/
•ガイドマップ「札幌でしかできない50のこと」を発行
http://www.city.sapporo.jp/keizai/kanko/news2/2015_09_03.html
•Oracle Social Cloud 製品概要
http://www.oracle.com/jp/corporate/features/socialcloud/index.html?intcmp=jpsc-bn-sclcldpg-42014
日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合された クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一 部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
日本オラクル公式ソーシャルメディアチャネル
•Facebook http://www.facebook.com/OracleJP
•Twitter https://twitter.com/Oracle_Japan
オラクルについて
オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 石川、斉藤
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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