フォーバルが、フォーバル版中小企業白書である「中小企業経営者の実態 -For Social Value- ブルーレポート2019」(177ページ)を発行!

企業経営を支援する次世代経営コンサルタント集団である株式会社フォーバル(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 將典、以下「フォーバル」)は、フォーバル版中小企業白書である「中小企業経営者の実態 -For Social Value- ブルーレポート2019」(177ページ)を発行しました。

中小企業は、戦後最大の労働制度改革ともいわれる「働き方改革」への取り組みや、「第4次産業革命」を踏まえた「超スマート社会(Society5.0)」への対応など、大きな経営環境の変化に直面しています。
その様な状況下、フォーバルはアイコンサービスを利用している31,000社を超えるユーザーを抱え、対面やIoTを活用して様々なデータを収集し、中小企業が抱える課題の検証を行っています。

本レポートは、新しい時代を前に、中小企業が直面する様々な課題を浮き彫りにし、来たるべき「超スマート社会」への対応策について検証するための第一弾として、フォーバルの情報通信コンサルタントが2018年2月から2019年2月にかけて延べ6,277社の中小企業経営者に直接聞き取りを行い、その結果をまとめたものです。
特に、中小企業にとって影響の大きい「人手不足」「働き方改革」「生産性向上」にフォーカスし、実態を把握した上でその解決に向けた糸口を検証しています。

「人手不足」に関しては、回答企業の48.0%が人手不足だと回答しており、その対応策としては「今いるメンバーで対応している」が最も多く、社員への労働負荷が増している現実がうかがえます。
「働き方改革」に関しては、1年間で認知自体は進んでいるものの「よく知っている」はほとんど増えておらず、改革の中身がどこまで経営者に共有されているかについては疑問の残る結果となっています。
「生産性向上」に関しては、人材の効率的な活用のための社員教育が重要になってきますが、社員教育を「実施していない」との回答が40.7%と最も多く、取り組みが遅れている状況です。

詳細は本レポートをご参照ください。

■目 次

はじめに ― 中小企業を取り巻く社会情勢(現状と課題)―
本レポートの概要
フォーバル中小企業経営者アンケート実施概要
フォーバル版中小企業白書 ―ブルーレポート― の狙い

第1章 人手不足状況
第1節 人手不足状況とその対策
1. 人手不足状況について
2. 人手不足の現状
3. 業種別の人手不足状況
4. 人手不足の深刻度
5. 人手不足状況への対策
第2節 多様な人材の雇用状況
1. 人手不足状況への政府の見解や対策の現状
2. 注目人材の雇用について(現在・将来比較)
3. 外国人の将来的な雇用意思の結果が高かった理由
4. 注目人材の雇用に関する課題
【コラム1】 人生100年時代の働き方
【コラム2】 増加傾向にある“事業承継型”M&A

第2章 働き方改革
第1節 働き方改革の認知度・取組み度
1. 働き方改革への関心の高まり
2. 働き方改革の認知度
3. 働き方改革の取り組み状況
4. 働き方改革の取り組み内容
 第2節 社員の労働時間管理
1. 労働時間管理の実施状況
2. 社員の労働時間の管理方法
3. 社員の労働時間を管理できない理由
 第3節 時間外労働(残業時間)について
1. 経営者の残業に対する意識
2. 社員の時間外労働(残業時間)の把握について
3. 社員の1か月、1人あたりの平均残業時間
4. 労働時間削減の手法
 第4節 働き方改革関連法について
1. 働き方改革関連法の成立
2. 働き方改革推進の背景
3. 働き方改革の目的と具体的取組み
4. 法の認知度
5. 働き方改革でまず取り組む内容
6. 経営者がまず考えるべきこと
【コラム3】 “働き方改革” ―フォーバルの場合―

第3章 生産性向上
 第1節 社員のスケジュール把握
1. 労働生産性とは
2. 社員の時間の使い方を把握しているか
3. 社員の時間の使い方を把握していない理由
 第2節 時間効率化への取組み
1. 時間効率への意識
2. 時間効率の良い、悪いを判断するために行っていること
3. 時間効率をよくするために行っていること
 第3節 社員教育
1. 社員教育の実施状況
2. 社員教育の手法
3. 社員教育にかける年間予算
4. 今後取り組んでみたいこと
5. 社員教育に取り組むつもりがないと回答した企業の理由
 第4節 その他業務効率改善への取組み
1. 「月次決算○F」の作成度
2. 第三者認証の取得率
3. 中小企業支援制度の利用率
【コラム4】 中小企業支援制度とは?
【コラム5】 よろず経営相談から読みとる中小企業経営者のお悩み傾向

終章 超スマート社会と中小企業
 第1節 ますます厳しくなる中小企業の経営環境
1. GAFAの台頭と産業構造の変化
2. 日本の情報戦略
【コラム6】 オープンデータへの取り組み
 第2節 第4次産業革命とSociety5.0
1. Society5.0とは
2. 第4次産業革命によりもたらされる超スマート社会
3. Society5.0が拓く新しい社会
4. Society5.0の認知度について
【コラム7】 中小企業経営者のアンテナを探る ~『情報』に対する意識~
  3節 情報環境の変化への対応力強化を
1. 「情報爆発」に向けた中小企業の経営課題とは
2. ICTによる生産性向上と組織改革
3. 中小企業は生存をかけた大改革の時代に
4. 今こそ社会の変化を見据えた戦略的投資を
【コラム8】 国際的なデータ流通における日本の立ち位置

参考資料
「中小企業経営者の実態 -For Social Value- ブルーレポート2019」
https://www.forval.co.jp/consulting/bluereport.php

フォーバルについて
企業経営を支援する次世代経営コンサルタント集団であるフォーバル(資本金:41 億 50 百万円、東証一部上場【証券コード:8275】)は、中小・中堅企業を対象に「情報通信分野」「海外分野」「環境分野」「人材・教育分野」「起業・事業承継」の5分野に特化したコンサルティングサービスをコアビジネスとしています。

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