中国の最大級OMO「大衆点評」で人気のハッシュページとは?

中国での認知施策や誘導施策を検討する中でさまざまなプラットフォームが存在しており、それぞれの役割はどうなっているのという場面が多々あると思います。今日はそんな中から中国最大級OMO大衆点評で人気が出ているハッシュキャンペーンを紹介しながら大衆点評の紹介をしたいと思います。

UGCとは

昨今UGCマーケティングが重要視されているなか、UGCとはいったい何か、どうすればよいのかと感じていられる方が多いと思います。UGCとは「User Generated Content」の略で、ユーザーによって作られたコンテンツを指します。レビュー・口コミ・ツイートなどがUGCにあたります。

KOCとは

また、中国でよく聞かれるのがKOCマーケティングです。
KOCとは、Key Opinion Consumerの略で、口コミを発信する消費者のことです。自分たちが実際に体験した信頼性の高い情報を発信することで、影響力を有するようになってきています。KOLほどフォロワーは大きくないけれど、より身近なUGC発信者として必要不可欠な存在となっています。

KOCとは/UGCのメリット

プラットフォーム選択は?

インバウンドがまだ回復できていない状態で多くの企業が売り場をECへ転換しています。では施策をするならばECサイトの中で直接購入に結び付く広告やライブコマースだけを実施すればより早いのでは?という回答になるのですが、目的は認知向上なのか、売上向上なのか。当然売上につながる施策を選択することが最終KPIだと思います。

ただ、認知がない状態で売場につながる広告を実施して本当に効果があるのか。

諸説はありますが、「認知⇒関心⇒検索⇒購入⇒シェア」などの流れで人は購入にたどりつくと言われています。
では、購入につながるための認知・関心フェーズにおいてKOCやUGC対策をする際にどのプラットフォームで対応するのが適しているのか、たくさんのプラットフォームが存在しわからない。という疑問が発生すると思います。

口コミサイトからはじまり現在では中国最大級のOMOプラットフォームとなった大衆点評には77億以上のUGCが展開されており、認知フェーズと検索フェーズにおいても大衆点評は中国で、日頃からデリバリーをはじめ全カテゴリーを展開するOMOプラットフォームとして日常使いされています。

また、UGCに関しても対店舗に関する口コミと対物に関するレビューが存在します。

wechatのように使用頻度は高くないですが、情報を求めるユーザが集まっているAPPの1つが大衆点評です。また、インバウンド期には訪日中国人観光客の55%が使用しているということから訪日経験者との相性が高いことが分かります。

美団/大衆点評の概要

その大衆点評で最近人気があるのがハッシュ機能をもちいたUGCマーケティングです。大衆点評ではユーザがUGCを投稿する際に自分の興味があるハッシュを連結することが可能になっており、現在大衆点評で実施しているハッシュ施策ではハッシュ名に季節や流行語に沿ったハッシュや、行事に沿ったハッシュのほかに、ご当地らしさをいれたハッシュ、そしてブランドオリジナルのハッシュなども作成が可能です。

懸賞付きの参加型にすることで話題性を高めたり、一般ユーザによる投稿を獲得することができます。

オリジナルハッシュ名の中に商品・店舗名・地名だけでなくポイントを埋め込むことで自然とユーザにポイントが認識されブランドの理解促進や、KOC・一般ユーザによるより身近なUGCが訴求力高く他のユーザに浸透していく効果が期待できます。

またUGCにはPOI(店舗情報)を連結することも可能なので、POI情報から店舗まで誘導させることも可能になります。

大衆点評POIとUGCの連動
ハッシュタグページイメージ

またハッシュページにLPを入れ込んだり、SSL対応のECサイトや、JDサイト(京东)、wechatのミニプログラムへ誘導することも可能になっています。(要審査)

ハッシュタグによる流入イメージ

そしてなんといっても200以上のカテゴリーをカバーしている大衆点評なので、ハッシュタグの事例としても、
施設・飲食店・飲食メーカー・コスメメーカー・ドラッグメーカー・観光地などがすでに展開されておりカテゴリーを問いません。
一度気になるものがある際お問い合わせください。
どういった事例があるのかご共有させていただきます。

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