「仙台未来創造企業」が「J-Startup Hour」に初登壇しました

【仙台未来創造企業3社が初登壇】

 仙台市では、人材の首都圏への流出や支店経済に依存した産業構造などの課題解決に向け、地域経済をけん引する企業を創出することを目的に、地元中小企業の上場支援を集中的に行う「仙台未来創造企業創出プログラム」を実施しています。
 この度、9月12日(木)に開催されたビジネスイベント「J-STARTUP HOUR」 ※1に仙台未来創造企業3社が登壇し、約50名の聴講者を前に「地方×IPO~仙台未来創造企業特集~」をテーマに熱いトークを繰り広げました。

J-Startup Hour 登壇風景①
J-Startup Hour 登壇風景①

【地方からIPOを目指す】

㈱ワイヤードビーンズ代表取締役 三輪 寛氏(デジタルソリューション(EC)事業、ものづくり事業(グラス、陶磁器等))

 IT企業は世界的に見ても地方から育っている例が多い。仙台は東北大学をはじめとする地域の大学を味方に付けられる点や、頭角を現すことができれば地域が連携して応援してくれる点がメリット。また、東北6県から人材が集まってきているという優位性があるので、仙台を拠点に選んだ。地方のメリットをうまく生かすことで、これまで事業を拡大することができたと考えている。

【上場の先の未来へ託す思い】

㈱ゼンシン 代表取締役社長 前田 忠嗣氏(障がい者福祉事業、サッカースクール運営事業)

 上場は通過点でしかなく、大きな目標は、障がい者と健常者の共生社会の実現。ワイン作りの事業も展開しているが、これは障がい者にカッコいい仕事をしてもらいたいから。障がい者へのバリアをなくし、身近に居ても違和感がない社会を作っていきたい。そして、そのような世界を目指して、当社だけでなくここにいる皆さんとも一緒に力を合わせて、社会を大きく変えていきたい。

【仙台から世界を変える】

㈱ワンテーブル 島田 昌幸氏(備蓄食料品の製造・販売、OEM商品の企画・製造受託等)

 東日本大震災では、被災地として世界中から応援いただいた。あの時、学んだことを活かして我々が貢献できることは何かを考えた時に、災害を通じて学んだノウハウをしっかり世界に向けて発信し、貢献していくことが大事だと考えた。防災大国として世界基準を作っていきたい。

【地方にはアドバンテージがある】

株式会社タスク トータルソリューション事業部長 河野 真宏 氏(IPO支援会社)

 地方は、地域に根差している会社が多く、地域での事象をビジネスにしたいという気持ちが強い。従業員の定着率も高く、そのような点では東京よりもアドバンテージがあると感じている。今回の認定企業を選定するにあたっては、選ばれなかった会社も含め、非常に個性的で面白い会社がたくさんあり、大変驚いた。支援していくことが非常に楽しみにしている。

J-STARTUP HOUR登壇風景②
J-STARTUP HOUR登壇風景②

【開催概要】

□日時
 9月12日(木) 18時~19時
□会場
 虎ノ門ヒルズカフェ(東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー2階)
□登壇者
(仙台未来創造企業)
 株式会社ゼンシン      代表取締役社長  前田 忠嗣 氏
 ワイヤードビーンズ株式会社 代表取締役  三輪 寛 氏
 株式会社ワンテーブル    代表取締役  島田 昌幸 氏
(IPOコンサル会社)
 株式会社タスク       トータルソリューション事業部長  河野 真宏 氏
(モデレーター)
 仙台市経済局経済企画課長  杉田 剛

J-Startup Hour登壇チラシ
J-Startup Hour登壇チラシ
仙台未来創造企業
仙台未来創造企業

※1 J-STARTUP HOUR
経済産業省およびVenture Café Tokyo※2が開催するイベント。国のスタートアップ育成プログラムに認定された企業や支援者等によるセッションを核として、官民のプレーヤーが集う機会を提供することにより、イノベーション・コミュニティー形成の加速を目的とする。毎週木曜日に開催。

※2 Venture Café Tokyo
起業家や起業を志す人、投資家、研究者等が集い、繋がり、これまでにないイノベーションを社会に対して生み出すコミュニティー。2009年にボストンで設立。


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