有名デザイナーズとのコラボによるフルリノベーション2戸の公開開始

11月14日(木)セミナー及び内覧会開催

2019-10-29 11:30

株式会社リアル(本社：名古屋市中区、代表取締役：片田一幸)は事業主として、名古屋市内の分譲マンション内にリノベーションを施し再生させた買取再販物件2戸を公開開始いたします。設計は一般社団法人リノベーション協議会が主催するリノベーション・オブ・ザ・イヤーなどを受賞した経歴を持つデザイナーに依頼いたしました。これに伴い、セミナー及び内覧会を11月14日(木)に開催いたします。

「マンション月見台705号室」

コンセプトは人が住むことで完成する、“未完成の家”。

画一的になりがちである買取再販や新築に対して「あなたらしい家はずっと好きでいられるから、壊されない」という考えのもと、室内に“未完成”部分をご用意いたしました。床や天井はもちろん、キッチンとドアが未完成の状態で住む人を待っています。もちろんそのまま生活することも可能で、デザインがないため流行に左右されずに永く使うことができます。リノベーション済みでありながら仕上げる余地を残すことで、ご購入者のデザインを取り入れることが出来るのも魅力の一つです。

設計

9株式会社(読み：ナイン株式会社)代表取締役　久田一男氏
滋賀県出身、大阪モード学園卒業。ファッション業界から大工を経てリノベーションへ。リノベーション住宅協議会関西部会長。2014年・2015年にリノベーション・オブ・ザ・イヤー「無差別部門最優秀作品賞」を連続受賞。2018年より、90％から99％まで完成レベルが選べる「未完成住宅」を展開。

所在地　　　　：名古屋市千種区月見坂町2丁目6番
構造・規模　　：鉄筋コンクリート造地下1階付8階建7階部分
築年月　　　　：1971年12月
専有面積　　　：78.01m2(23.59坪)
バルコニー面積：10.01m2(3.02坪)
合計面積　　　：88.02m2(26.62坪)

「ダイアパレス・ステーションプラザ金山1501号室」

コンセプトは境界を溶かすことでひとつの空間に“複数”の用途を加えた家

都心の一等地にあることを忘れてしまうほど四方が素晴らしい眺望に恵まれた住戸でありながら、各居室からしか絶景が望めない作りとなっていました。全ての部屋から楽しめるように間取り変更を行い、従来の扉は四角いものという概念を壊したアーチが印象的な扉を造作することで部屋と部屋との境界を溶かし、住む人がその時々の用途で空間を使うことができます。

設計

株式会社タムタムデザイン　代表取締役　田村晟一朗氏
高知県出身。建築事務所、インテリア・デザイン事務所を経てリノベーションへ。リノベーション・オブ・ザ・イヤー他多数受賞。2017に「最優秀作品賞」、2018年には「最優秀総合グランプリ」を連続受賞。空間を設計することで「建築・空間の力」を磨き上げて「成長する建築・空間」を提供する。

所在地　　　　　　　：名古屋市中区金山2丁目15番2号
　　　　　　　　　　　鉄骨鉄筋コンクリート造15階建15階部分
築年月　　　　　　　：1996年2月
専有面積　　　　　　：88.21m2(26.68坪)
バルコニー面積　　　：21.27m2(6.43坪)
ルーフバルコニー面積：58.27m2(17.62坪)
合計面積　　　　　　：167.75m2(50.74坪)
※瑕疵保険加入可能・安心R住宅適合

ダイアパレス・ステーションプラザ金山1501号室はペントハウス(最上階1邸のみ)となるため四方が外気の影響を受けますが、断熱を行うことで快適性を損わないよう改修を行いました。高断熱住宅では、細かく仕切るより開放的にすることで非暖房室の温度も上昇します。また、天井を解体し高さを上げることで最上階ならではの特徴を生かし、最大限の開放的な空間を作り上げました。
マンション月見台705号室も断熱を行うことで築47年の建物に現在一般的な新築住宅の性能※を上回るレベルの断熱性を加えました。いずれの住戸もデザイン性だけではなく、快適性も備えた住戸です。
断熱工事の監修はリノベーション協議会北海道部会理事を務め、気象条件の厳しい北海道で2018年にLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅認定を取得した棟晶株式会社常務取締役　齊藤克也氏によるものです。
(注)平成28年省エネ基準(当地ではUA値0.87W/m2・K)