日本オラクル、技術者認定資格「ORACLE MASTER」の制度改正を発表

日本オラクル株式会社(以下日本オラクル 本社:東京都千代田区紀尾井町4−1 代表取締役社長:新宅正明)は、オラクルのソフトウェア技術者認定資格「ORACLE MASTER」の制度改正を来春4月に実施いたします。

今回の制度改正により、主に二つの変更がなされます。ひとつは、今まで日本において「ORACLE MASTER Silver」、「ORACLE MASTER Gold」、「ORACLE MASTER Platinum」で展開されていたデータベース管理者資格体系における、最も高度な技術を要する資格として、新たに「Oracle Certified Master (以下OCM)」を導入します。これは、グローバルな資格体系では「Oracle Certified Professional(以下OCP)」、日本での資格体系における「ORACLE MASTER Platinum(OCP同等)」の更に上級に位置付けされ、より高い技術を持った技術者の育成を促します。
OCMの取得には、「ORACLE MASTER Platinum」の取得を前提に、(1) Linux環境で実施される2日間に渡る実技試験の受験によって、システムを実装するスキルを証明すること(詳細下記参照)、及び(2) 指定された集合研修の中からハンズオン(マシン実習)研修2コースを受講すること、の2つが必要となります。

二つ目には、今日のアプリケーション・サーバー市場の拡大を受け、現状制度に新たにアプリケーション・サーバー管理トラックを追加導入することが挙げられます。新たに追加されるのは、オラクルのアプリケーション・サーバーの運用・管理能力を判定する認定資格、「ORACLE MASTER Gold Oracle9i Application Server(略称:Gold 9i AS)」となります。
Oracle9i Application Serverを利用したWebシステムの管理技術者に対して、技術力を証明する機会を提供します。取得には、現行の「ORACLE MASTER Silver」と、「Oracle9i Application Server」専門科目の合格が必要となります。新資格となる本資格の導入で、初年度目標資格数は4,500名、今後3年間で30,000名の資格数を見込んでいます。

今日のITマーケットにおける、真の実力を持ち合わせた人材ニーズの高まりに対し、現状のオンライン選択式試験に加え、今回のOCMにおける実技試験の導入を通じ、より正確な技術力の証明手段を提供します。オラクル製品を用いた高度なシステム構築スキルと技術力を証明できる本資格は、現在のマーケットニーズに応えたものであると同時に、有資格技術者に見られる「より上位で難易度の高い資格を志向する傾向」に対応し、真の実力を持ち合わせた上級技術者の育成を促進します。日本オラクルは、これからの技術者育成に貢献する教育をはじめとした様々な活動を内外で行ってまいります。

●OCM(Oracle Certified Master)について
 取得条件
 −「ORACLE MASTER Platinum」取得
 − Linux環境での2日間に及ぶ実技試験の合格
  受験料:2日間で$2000(約25万円、1US$=125円)
 −指定された2つの集合研修への参加
 
●「ORACLE MASTER Gold 9i Application Server(略称:Gold 9iAS)」
取得条件
−「ORACLE MASTER Silver」取得
−Oracle9i Application Server 科目合格
前提となる研修コースは、11/25より開講中。(Oracle9iAS Release2管理 基礎コース)

●「ORACLE MASTER」について
ORACLE MASTERとは、世界で高い評価を受けるオラクル製品に関して、その技術力を認定する制度です。ORACLE MASTERには、データベース運用・管理者向けのトラックと、アプリケーション開発者向けのトラックが用意されています。データベース運用・管理者向けのトラックでは、その技術や知識に基づいて、Silver・Gold・Platinumと三段階にランク分けされています。アプリケーション開発者向
けトラックでは、その技術や知識に基づいて、ORACLE MASTER Silver、ORACLE MASTER E-Developer、Oracle Certified Developerと三段階に分かれています。情報技術分野における就職などに有力な資格の1つとして注目されています。2002年12月1日現在、日本国内における資格取得数は、79,400名を超えています。

日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,623 名(2002年5月末現在)。

■「ORACLE MASTER」に関するお問い合わせ
日本オラクル株式会社 エデュケーションサービス本部 ビジネス開発部
担当:高松 電話:03-5776-4475 

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレート・コミュニケーションズグループ
広報 浜田/玉川
Tel:03-5226-8157 / 03-5213-6187
E-mail:pr-room_jp@oracle.com

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